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NY水蒸気のパイプが爆発!水蒸気の謎

グランドセントラル駅周辺で7月18日爆発事故が起きた。一時はテロかと大騒ぎになったが、水蒸気のパイプに冷水が浸入したことが原因であった。

執筆者:溝口 弘恵


水蒸気のパイプが爆発

7月18日レキシントンアベニュー41STのコーナー付近で爆発が起こった。テロではないか?と一時は大騒ぎになったが、1924年から使われている水蒸気のパイプが爆発したことがわかった。原因は恐らく雨水などの冷たい水がパイプに流れ込んだため。ブルームバーグNY市長によると、この事故で1人が死亡、約30人以上が怪我をした可能性があると報告している。空気中からはアスベストが検出されなかったが、瓦礫からアスペストが検出されているというので付近の人々は注意する必要があるそうだ。

1989年にも水蒸気のパイプが爆発して3人が死亡して24人が怪我をする事故が起きている。事故後の25日にこの付近を歩いたが、まだ一部のストリートが閉鎖されていた。

水蒸気は何のため?

さてこの事故で思ったのだが、この水蒸気はNYに不可欠な存在。まずイメージからしても、白い蒸気がモクモク吹き上げている風景といえば、NYで一番に思い浮かぶものだ。さらにドラマ、セックス・アンド・ザ・シティーのテーマソングが流れる際にキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)が蒸気に囲まれている姿も印象深い。

ところでマンハッタンには何で蒸気が噴き出しているの?って思ってたのだが、あまり深く知ろうとしたことがなかった。

この水蒸気のパイプはコン・エディソン(NY市とウエストチェスター地域のガス・電気を供給する会社)が供給・管理している。主要なパイプは105マイル(約169キロメートル)。そこからさらに枝分かれしたパイプがマンハッタンやクィーンズそしてブルックリンに張り巡らされ、1,800以上のビルの空調や給湯に利用している。おなじみのマンハッタン内にあるビルでは、国連本部、エンパイア・ステート・ビルディングやメトロポリタン美術館でも利用されているという。

水蒸気を使う利点は、巨大な都市が電気を使いすぎて停電になる可能性をさけるためだそうだ。
オープニングの音楽にあわせて水蒸気に囲まれているキャリーの映像が流れる。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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