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京都の街で、気軽に夏の着物を楽しむ!(3ページ目)

京都は、着物がよく似合う街です。また、着物を素敵に着こなす人が沢山いる街でもあります。あなたも気軽に楽しみながら夏の着物で、京都を楽しんでみませんか。

執筆者:岡本 美科

着物で京都を楽しむスポットを紹介

京都の街で、気軽に夏の着物を楽しむ!
石畳と周りの風景は、今もなお花街の風情が残っています。着物で散策する人が多いです。
京都は、着物を来て歩いても違和感なく溶け込む街です。でも、せっかく着物を着て京都を散策するなら、一寸良い気分・ヒロイン気分で歩きたいもの。日常の慌ただしい時間とは、少しちがった時の流れを感じられるそんな着物スポットをご紹介します。

まず、最初に紹介するのは京都と言えば、舞妓さん。やはり花街の祇園では、ないでしょうか。祇園でもやはり、花街観光定番の四条通りより南方向の花見小路通り辺りは、いかがですか。建仁寺までのほんの少しの距離ですが、石畳がどこか違って見えます。色々なお店があるので、食事したりお土産を買ったりし路地にも入り込むと、短い距離ですが十分に堪能できるはず。京都らしい着物がよく似合う街を散策できます。

京都の街で、気軽に夏の着物を楽しむ!
やはり、祇園(巽橋周辺)は、着物が良く似合う街です。日傘をさして颯爽と歩きたいものです。
そして、四条通りを渡り北側の新橋、白川も次いで花街観光の定番スポットです。巽橋や辰巳神社あたりは、撮影スポットでも知られています。この辺りには有名な甘味処やお食事処があるので着物で食べるのも普段と違い良いものです。

次ぎに、着物と言えば茶道。京都は、茶道お家元が沢山いらっしゃる街でもあり、茶道に関連する美術館もあります。一般の方も気軽に参加できる大寄茶会など着物を着て出掛けるには、ぴったりの場所です。しかし、夏場8月は、お休みの処がほとんど。そこで、茶道気分を味わえる涼しい美術館は、どうでしょうか。

  • 楽美術館……三千家をはじめとする茶家が散在する一画にあります。樂焼四百年の伝統を今日に伝える窯元、樂家に隣接して設立されました。歴代作品、茶道工芸美術、樂家文書資料などが展示されています。また、手にふれる樂茶碗観賞会が毎月第一土曜、日曜に開催されます。樂歴代作品を手に取って学芸員の方の説明を聞きながら鑑賞できます。


  • 京都の街で、気軽に夏の着物を楽しむ!
    庭のグリーン色を見ているだけで、涼しげな気分に。団扇をお供にお気に入りのお庭で、ボッーと過ごしたいですね。
    着物を着て記念撮影をするならば、やはり寺社仏閣めぐりでしょう。京都には、沢山ありすぎるため、エリアを決めて散策するか、テーマを決めて、そのテーマに関連する場所を散策するのは、いかがですか。じっくりとお庭をみながら涼んでみたりするのもお奨めです。この時期、ねねの寺で有名な高台寺では、「夕涼み浴衣の茶会」(8月10日(金)~8月19日(日))をされます。初心者の方でも気軽に参加できるお茶会。椅子席ですのでご安心ください。浴衣を着用で参加すると一般 2,500円が、2,000円になるので、是非浴衣でご参加を。


    京都の街で、気軽に夏の着物を楽しむ!
    着物と言えば、時代劇!京都で着物が一番似合うスポットかも・・・。

    最後に、着物を着て似合う場所の定番中の定番と言えば東映太秦映画村。時代劇のオープンセットを着物で廻れば違和感なく溶け込めます。8月12日(日)~15日(水)は、ナイターまつりも開催されているので少し気温が下がってきた夕方より入場するのも良いかもしれません。着物を着てのベタ観光は、いかがですか。
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