通常、
往復100万円以上かかる
ファーストクラス(成田=ロンドン線では平日往復で1,627,700円)が、僅か2万円弱からシート体験が出来る。そんな嘘のような本当の話があります。それが
ANA成田=伊丹線(ANA2179、2176便)の
「スーパーシートプレミアム」です。この便ではアメリカ本土から成田に午後到着した飛行機が使われ、国際線でファーストクラスとして使われる座席を「スーパーシートプレミアム」として設定。現在(2007年1月)は、各席がセパレートされた
「New First Class Seat」の座席が使われていることから、知る人ぞ知る便として隠れた人気があります。国内線として運航されるので、国際線乗り継ぎがなくても、国内線単独での利用も可能。もちろんパスポートは不要です。
・ANA2179便 成田17:55発 伊丹19:15着
・ANA2176便 伊丹8:00発 成田9:10着
(2007年1月ダイヤより)
 |
成田=伊丹線の「スーパーシートプレミアム」で使用されているファーストクラス「New First Class Seat」(写真提供:アッパークラス体験記)
|
どうして国際線の飛行機が国内線に使われるの?
国際線で使われる飛行機は、空港内で所定の手続きを経ることで、国内線として使うことが可能になっています。ANAの欧米線のフライトを見ると、欧米各地から成田空港に到着する便のほとんどが14時台・15時台・16時台に集中しています。そして到着した機材の多くは、国際線としては翌朝まで使われないことから、成田=伊丹線では、国際線機材が国内線として使われています。成田=中部線でも現在、国際線(中国線を中心)に使用されているボーイング767-300ER型機が使われています(ビジネスクラス部分は普通席として開放)。
全部で8席の贅沢空間
私も1年近く前に、成田=伊丹線のファーストクラスの座席が使われている「スーパーシートプレミアム」を利用しました。その当時はボーイング747-400型機で運航されてましたが、伊丹空港では騒音問題などにより、ボーイング747型機の乗り入れが制限され、現在は最新型の
ボーイング777-300ER型機が使われております。
国際線用ボーイング777-300ER型機の「スーパーシートプレミアム」、つまりファーストクラスの座席は全部で
8席(2列分)。全てセパレートされた座席になっており、座席に座ると他の座席に座っている人の顔は全く見えない個室のような空間になっています。
次のページでは、
機内の様子について紹介します。