幸せな時間が持続する「半生キャラメル」
前々回の生キャラメルと前回の生キャラメルは、 とても柔らかで、口に含むだけでとろけてしまいそうでした。 今回は、もう少しゆっくり、おいしさを楽しみたいと思い、練り時間を長くしてちょっと硬めにし、アーモンドを入れて香ばしさをプラスしました。口に含んで甘さをじっくり味わったあと、ほどよく柔らかくなったところで噛み締めて、香ばしいアーモンドとミルクキャラメルの融合を楽しみます。真夏以外なら、室温で丁度良い硬さなので、お土産にも良さそうです。
半生アーモンドミルクキャラメルの材料(38粒分)
半生アーモンドミルクキャラメルの作り方・手順
半生アーモンドミルクキャラメルの作り方
1:
アーモンドはオーブントースターかフライパンで焼いて、粗く砕いておく。
2:
平鍋に砂糖と水を入れて中火にかけ、鍋をゆっくりまわして砂糖を溶かす。 溶けたらあまり動かさずに砂糖を煮詰め、砂糖と鍋の境目あたりがうっすら焦げてきたら鍋を回して均一な色にする。
後で煮詰める時に色が濃くなるので、ここでは淡い色にとどめる。3:
鍋を熱源から放して牛乳を加え、火にかけて混ぜて、固まったカラメルを溶かしながら煮詰める。
4:
中火と弱火の間で、木ベラで底をかき混ぜながら、常に煮立ってる状態で煮詰め、 煮詰まってきたら、木ベラで鍋肌をこそげるように丁寧に混ぜながら煮て、底が見えるようになったら火力を調節して焦げすぎないように注意する。
5:
20分を過ぎて、キャラメルがぼてっと硬くなったら、焦げないよう熱源から外し、キャラメルを少しすくって、氷水を入れたコップに落としてみる。
出来上がりの目安 (鍋底を木ベラでこそげた跡がそのままになってる。氷水で冷やしたキャラメルを親指と人差し指でつまんでみて、くにゅっとした弾力を確かめて、食べてみて 噛み応えを確かめる。今日のキャラメルはちょっと硬めにしたいので、ふにゃっと柔らかい場合は、もう一度火にかけて煮詰める。)6:
適度な硬さになれば、アーモンドを加えて混ぜて火を止める。
今回かかった時間は、牛乳を入れてから火を止めるまで28分ほど。7:
バットにバターを薄く塗ったオーブンシートを敷き、その上にキャラメルを移す。鍋に付いたキャラメルをゴムベラでこそげ取って入れる。
バターを塗るのは風味UP!のため。8:
あら熱が取れたら手で凸凹をならして、冷蔵庫で冷やして固める。
画像は冷蔵庫に入れる前のキャラメル。すでに手で丸められる位の硬さになってる。9:
ラップを長いままテーブルに張り付けておく。
硬くなったキャラメルをまな板の上に取り出し、包丁で細長く切り、ハサミか包丁で四角に切る。
冷蔵庫に入れてたのは1時間。硬くなったキャラメルをまな板の上に取り出し、包丁で細長く切り、ハサミか包丁で四角に切る。
10:
ラップの上に間隔をあけて並べる。
11:
ラップをハサミで切り離し、キャラメルを包む。
12:
半生キャラメルは、(夏以外)室温に置いても大丈夫。
保存は冷蔵か冷凍で。個人的には、ひんやり冷凍キャラメルがお勧め!!※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。