愛玩動物飼養管理士って何?
愛玩動物飼養管理士とは、昭和56年(1981年)に社団法人日本愛玩動物協会が認定を始めた、愛玩動物=ペットの資格。愛玩動物飼養管理士の勉強内容
「動物の愛護、及び管理に関する法律」や展示動物等の法令からはじまり、犬、猫、鳥類、小動物、爬虫両生類、昆虫と、幅広く、ペットとして飼われる動物に対しての基本的な飼い方や習性、しつけ方などを学びます。私がこの資格を取ったのは13年も昔なのですが、法律に関しては、正直に言って難しかったです。慣れている人には難しくないのかもしれませんが、日ごろ法律と縁のない生活をしている私にとっては、言葉の言い回しひとつとっても難しく、理解するのは困難でした。
逆に、ペットに関することについては物足りなかったです。扱うペットの種類の多さや「基本的」なことを勉強すべく作られているため、すでにしっかりと勉強している人にとっては、期待ハズレと思われるかもしれません。
愛玩動物飼養管理士って何のためにできた資格なの?
そもそも愛玩動物飼養管理士という資格は、ペットショップを運営する人が持っていなければいけない国家資格を目指して作られた資格。ペットショップを開業するからには、お店で扱うペットに正しい管理を行うことと、お客様に正しい情報を伝え、ペットに合った飼い方をしてもらうよう、適正飼養を普及できるようにならなくてはいけない。という考えからできた、飼い主ではなく、ペット業者に向けて作られた資格です。
それゆえに、幅広く多くの種類について基本的なことを学べる内容になっており、特定の種類のペットについて、うちの子が可愛過ぎるから!と勉強した人にとっては物足りなく感じてしまうのです。
-->> 次のページは資格取得にかかる費用についてです。