ラスベガス/ラスベガス近郊の見どころ

高度&暑さにめげずにチャレンジしました! グランドキャニオンでハイキング(3ページ目)

前々からグランドキャニオンを訪れた人から勧められたのが、グランドキャニオンの自然の雄大さを肌で感じるハイキング。今回真夏の旅行でしたが、初心者コース2つを制覇しました!!

執筆者:大原 朱理

●サウス・リム 初心者ルートその2 サウス・ケバブ・トレイル 
サウス・ケバブ・トレイルは、ブライト・エンジェルに比べて少し勾配の激しいコースですが、景色がブライト・エンジェルに比べ、いろいろと変化するので面白いコースです。

出発地点まではシャトルバスを利用することになります。6,7,8月の間は朝4時から、5,9月は朝5時からブライト・エンジェル・ロッジの前からシャトルバスが走っています。

体力にちょっと自信のない人は最初のポイントOoh Aah Point(オー・アー・ポイント・・・そのポイントで思わず感嘆の声が出てしまうことからこの名前が付いたようです)への往復2.4キロのコースをおすすめします。(写真上はオー・アー・ポイントからのグランドキャニオンの壮大な景色)

ブライト・エンジェル・トレイルに比べて急な坂道ですが、少し自信のある人はセダー・リッジまでの4.8キロのコースもおすすめです。オー・アー・ポイントも、セダー・リッジも水の補給はできません。セダー・リッジにはトイレがあります。


●ラバに揺られるグランドキャニオンへの道 
ちょっと変わった楽しみ方で、ラバ(ミュール)に乗ってトレイルを上り下りするトリップもあります。一人128ドル、そして6-8カ月前に予約が必要です。

そばで見た感想は自分のペースで登ったり、下ったりできないことや、長い道のりなのでおしりが痛くならないかなということで、私はハイキング派です。いくら自分で歩く必要がないとはいえ、絶壁に沿っての乗馬なのでかなりラバにしがみつく必要があります。高齢の方には勧められないと思いました。

それでもやってみたいという方にはこちらのサイトのアクティビティのところからもっと詳しい情報を見ることができます。

●自分の健康管理は自分で
トレイルをハイキングしていると、制服を着たパーク・レンジャーに時々会います。ハイカーに問題がないかどうか、困っている人がいないかどうかなどをチェックしていますが、自分のことは自分でというのが原則です。毎年脱水症状などで、約250人の人が救出されるそうです。ヘリコプターによる救出は約2000ドルの費用が発生するので、くれぐれも水を十分補給し、空腹や暑い時間は避け、休憩をふんだんにとるようにして、自己管理をしましょう。

といっても日頃運動をあまりしない私でも2つの初級者トレイルを制覇できました。健康な人なら十分に実行可能なので、次回のグランドキャニオンへの旅へはぜひハイキングをおススメします!
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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