バンコク/バンコクのおすすめエリア

カオサン(2ページ目)

バックパッカーたちが愛する町「カオサン」。最近では変貌を遂げ、地元タイ人の若者たちに人気のグルメ&ショッピングスポットとして注目されています。今回はそんな新しいカオサンを徹底解剖!

執筆者:清水 千佳

カオサンからちょっと足を伸ばしてみませんか?

ハンドメイドの革製品もよく売られている。日本の3分の1程度で購入できる(c)yoko sakamoto
ゲストハウスもショップもレストランも、今や飽和状態とも言えるカオサン。最近では、カオサンから一本道路を挟んだところにあるチャナソンクラム寺院の裏通りまでその勢いが広がってきています。カオサンをチャオプラヤ川方向に向かって歩くと、ラチャダムヌン・クラン通りにぶつかります。その通りを越えるとすぐにあるのがチャンソンクラム寺院。その寺院の横が、チャクラポン通りです。チャクラポン通りを進んでいくとプラアティット通りに出るのですが、その周辺まで店やゲストハウスが並んでいます。

15年以上の歴史(?)を持つカオサンと比べ、このエリアは比較的新しいこともあり静かで落ち着いた雰囲気です。カフェやレストランも広々としており清潔感も感じられます。工場から直送された帽子や、手作りの革バッグ、ブラックジョークがプリントされたTシャツなどの露店が並んでいます。これらのお店でははじめから良心的な価格の札が付けられているところも多く、値段交渉が面倒という人にとっては気楽にショッピングが楽しめるようになっています。

 

カオサン・グルメに挑戦!
イチオシはパッタイとフルーツ・シェイク

今やカオサン名物となったパッタイ(タイ焼きそば)(c)yoko sakamoto
実はカオサンエリアは知る人ぞ知るグルメスポットでもあるのです。本格的なタイ料理のお店や、世界各国料理、日本料理まで楽しめます。値段もバックパッカー価格になっており、普通のレストランよりもかなり安め。中級クラスの、しかもお洒落な雰囲気のレストランでも1人200バーツ(約660円)くらいで大満足できますよ。

今回オススメするのはカオサンならではの激安グルメです。一度カオサンへ行ったことある人なら必ず目にしたことがあるパッタイ(タイの焼きそば)屋台。具にエビが入っている普通のパッタイもあるのですが、欧米人に合わせたベジタリアン・パッタイはカオサンでしか見ることができません。値段も20バーツ(約70円)前後という安さ。食事時に関わらず、一日中客足が絶えない人気メニューです。

 

日本人旅行者にも大人気!タイのフルーツをふんだんに使ったフルーツ・シェイク(c)yoko sakamoto
最後にガイドがオススメしたいのは、フルーツシェイク! その中でも特にイチオシなのが、カオサンから歩いて3分のチャクラポン通りに入って2分ほど歩いて右手側にあるフルーツシェイク屋台です。タイのフルーツシェイクは、店先に並べられたフルーツを1~2種類選んで、氷と一緒にミキサーにかけたもの。ただ、どこの店もたっぷりシロップを入れるので甘すぎるのが難点。タイ語が話せれば「甘くしないで!(マイ・アオ・ワーン)」と言えるのですがタイ語にチャレンジしてみるのも勇気が必要。カオサンでは英語が比較的通じるので、話せる人は「not too sweet」と伝えましょう。

しかし、ここは言葉心配がはじめから必要ないのです。甘すぎる味が苦手な外国人旅行者に配慮して、シロップを入れずに作ってもらえます。日本人にとっては、シロップを入れなくても自然なフルーツの甘みだけで充分。ちなみにガイドのオススメは「マンゴーとスターフルーツ」の2種類をミックスしたシェイクです。ヘルシーなフルーツシェイクを片手にカオサン周辺のショッピングを楽しんでくださいね。

※フルーツ・シェイクの相場:フルーツ1種類20バーツ(約70円)、フルーツ2種類30バーツ(約105円)

※自分の目で衛生面の確認して、屋台料理やフルーツ・シェイクを注文してください。

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