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福岡にも周遊バス登場~ぐりーん~

はとバスと云えば東京観光すっかり定着したもの。多くの方々が利用されていると思います。福岡でもようやく(?)、来月22日から市内周遊観光バスが登場します。その名は「ぐりーん」。

執筆者:松尾 圭

福岡の雄・西鉄トリビア

バス保有台数日本一の西鉄。福岡市内にはこのデザインのバスが縦横無尽に走っています。
福岡市内にはバス会社が2社走っています。1つは西鉄、もう1つは昭和バス。でも昭和バスは佐賀県の会社で、乗り降り出来るのも限られた場所だけの為、実質は西鉄の1社独占状態といっても過言ではないでしょう。

今ではご存じない方も多いかと思いますが、以前は市内に路面電車(通称:ちんちん電車)が走っており、西鉄が経営していたのです。そんな西鉄はバス事業をはじめ、電車・不動産など多角経営しており、かつては西鉄ライオンズ(現西武ライオンズ)を保有していたりと福岡を代表する企業です。ソラリアプラザなどは西鉄が経営母体で、マリンワールド海の中道水族館も実は西鉄が経営してるんです。バス部門だけをみても、バス保有台数は日本一、路面バスの1日の走行距離計は、なんと地球11周分。赤道面での直径は約12,750キロメートルですので、1日に約147,000キロメートルもの距離を走っている計算になります。この距離数を聞いた時は正直ビックリ。西鉄バス恐るべしですし、ちょっと自慢できる地元ネタです。

「ぐりーん」周遊コースその1:博多の総鎮守・櫛田神社。7月15日の博多祗園山笠はここからスタート。
その西鉄、さまざまなサービスも展開中で、例えば100円バス。福岡都心部を中心としたエリアで展開され、天神から博多駅まで100円で行けたりと、買い物から観光にとっても便利でリーズナブルなもの。ちょっとの距離でも100円だと、ついつい乗ってしまう気軽さが受けて多くの人が利用しています。



福岡初、市内周遊バス登場! その名は「ぐりーん」

そんな西鉄から今月発表されたのが福岡市内を周遊するバス福岡シティループバス『ぐりーん』。これは福岡市内にある観光スポットを周るもので、福岡タワーやYAHOO! JAPAN ドームのあるシーサイドももちエリア、寺町エリアなどを走ります。当然、福博の美味しいものが楽しめるエリアを周ったり、天神やキャナルシティ博多のショッピングエリアも周ったりと、福岡を存分に楽しめます。

周遊コースその2:キャナルシティ博多。今年で10周年。ディズニーとのコラボもただいま計画中。
では具体的に「ぐりーん」をご紹介しましょう。「ぐりーん」は博多駅を基点とし、シーサイドももち地区、博多駅北側エリアに点在する寺町地区、古代日本の迎賓館があった大濠公園地区、そしてショッピングにグルメを楽しめる九州最大の繁華街・天神地区を運行。途中、福岡都市高速をももちランプまで走りますが、高速道路上から見る博多湾はとても綺麗で、どこか外国に来たのかな!? と思うほどいい眺めだと思います。ももちランプ近くになると前方にドームやホテルシーホークが見え、その先に見える福岡タワーとの景色は、ここは本当に日本って思うはず。初めて福岡に来られた方には是非お薦めの福岡ビューポイントです。進行方向右側に海が見えますので、海が見たい方は是非右側に座ってください。

周遊コースその3:YAHOO! JAPAN ドーム。連日、ホークスの熱い戦いが繰り広げられています。
周遊コースその4:シーサイドももちエリア。ガラス張りの福岡タワーはとってもキレイ。

近年、日本国内はもとより中国・韓国・台湾などアジアからの観光客も増加傾向にある福岡市、歴史的な観光資源や食都「福岡」を周れる周遊バスは福岡市を訪れる観光客には朗報。この周遊バスは福岡市内に住んでいる市民も活用出来るものではないかと思います。


周遊コースその5:博多区祗園にある東長寺。弘法大師空海が開いた寺院。木造日本一の大仏があります。
以前意外に古都!? 博多の古刹巡りでもご紹介しましたが、実は福岡は京都・奈良に次いで神社仏閣の数が多い街なのです。福岡には弘法大師空海が日本で初めて建てた東長寺、日本最初の禅寺の聖福寺、日本初がいっぱいある日本文化の発信地として有名な承天寺など歴史好きには堪らない寺院も多くあるのです。

博多駅周辺の寺町にある代表的な寺院の特徴は次の通り。
★東長寺:木造では日本一大きな大仏があります。境内の桜は見事。
★聖福寺:日本で最初に日本茶が栽培されたところ。静寂な空間。
★承天寺:うどん・そば・羊羹などがここから発信。山笠発祥の地。

周遊コースその6:福岡市民憩いの大濠公園。福岡のセントラルパークです。
また大濠公園~舞鶴公園周辺は、福岡城跡に造られた公園で春先は梅、春には桜の名所であり、今から約1300年以上前に造られた、時の迎賓館の鴻臚館跡展示館などがあるところです。大濠公園はニューヨークのセントラルパークみたいという人がいるほど、福岡市民の憩いの場所でもあります。

来月登場の福岡市内を周遊する「ぐりーん」のバス外観は、名前の通り緑をベースにデザインされ、内装は木材を使用したものとなり、落ち着いた空間が演出されています。バス停も緑色となり、一目で分かるようになっているようです。


福岡シティループバス『ぐりーん』
運行開始:2008年9月22日(月)~
運行時間:【平日】9:00~16:30 【土日祝】9:00~16:40
運行間隔:【平日】30分間隔    【土日祝】20分間隔
所要時間:1周約70分~80分
運行本数:【平日】16便      【土日祝】24便
運賃:1回乗車 大人\250 小児\130
    1日フリー乗車券(ぐりーんパス)大人\700 小児\350


これを機に福岡でも東京のはとバスのように幾つもの観光路線が出来、多くの人たちに利用させる日が来るのを期待して、今回の「ぐりーん」をご紹介します。福岡の街の風景を見て福岡を好きになってくれれば嬉しい限りです。



≪参考≫
西鉄バスHP


西日本鉄道HP







※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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