世界遺産/未来の世界遺産

未来の世界遺産3 ウユニ塩湖

世界にはたったひと目で衝撃を受ける景色がいくつかあるが、これ以上の場所はない! 純白の塩湖に温泉、ピンクのフラミンゴ、サボテンの島……「未来の世界遺産」Vol.3はボリビアはウユニ塩湖の奇観を紹介する!!

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ウユニ1
ウユニ塩湖とイスラ・デ・ペスカド(魚の島)。空と塩湖の色が混じりあい、遠くの山が浮いているように見える。島のあちこちに見えるのはサボテン。©牧哲雄

ウユニ2
水が干上がった場所では塩が格子状に沈殿する。©牧哲雄 ※写真はクリックで拡大
世界にはひと目見ただけで衝撃を受ける景色というのがいくつかある。たとえばカッパドキアやナミブ砂漠、イグアスの滝がその一例だが、個人的には極めつけがボリビアのウユニ塩湖だ。

世界遺産ではないけれど、それに匹敵する世界のすばらしい場所を紹介する「未来の世界遺産」Vol.3は、そのウユニ塩湖と、ウユニ塩湖からアタカマ砂漠にかけてのアンデスの大自然を紹介しよう。なお、ウユニ塩湖のほとりにあるプラカヨやアタカマ砂漠のサン・ペドロは、それぞれボリビアとチリの世界遺産暫定リストに登録されている。

 

刻々と姿を変えるウユニ塩湖の色彩

ウユニ3
数センチから十数センチの水が薄っすらと広がるとこのような景色に。水深と太陽の角度で景色ががらりと変わる。©牧哲雄 ※写真はクリックで拡大
ウユニ塩湖はその名の通り、塩分を多量に含んだ湖だ。塩分濃度が高すぎて、写真のように塩が結晶となって大地を覆っている。

地面がほぼ水平に広がっているために深い湖にならず、乾季にはほとんどが干上がるほどで、雨季後でも塩水が薄い幕のように延々と続く。

塩湖の色はとても不思議だ。海の色彩の豊富さを見てもわかるように、淡水よりも明らかに色の変化が激しい。ましてウユニの塩分濃度は場所によってはほとんど飽和状態。色の変化は最大値をとる。

 

間欠泉

ウユニ塩湖近くにある間欠泉

たとえば干上がって塩が露出している部分は純白。どういうわけか塩は格子状の模様を描き、タイルを敷き詰めたような奇観が彼方まで続く。

水をわずかにたたえた場所は乳白色、水深が深くなるにつれて紺やネイビーへと変化していく。しかも色は太陽の位置によって刻一刻と変化して、夕暮れにはピンクや赤に染まる。

ウユニ塩湖の成立とアンデスの奇観は次のページへ。

 


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更新日:2007年02月27日

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