ロングステイ/ハワイでロングステイ

テーマのある海外暮らし・ハワイアンキルト(3ページ目)

技術の習得を目的に本場に渡る―――。技を磨くだけでなく歴史や文化を学び、広く伝播伝承するセカンドステージを!今号はハワイ伝来の技術とソウルの結集・「ハワイアンキルト」の特集です

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

キルト留学は日本で事前アプローチを

サイン
公式ライセンスに国境はない
「フラやウクレレなど、わたしたち日本人にも馴染みがあるハワイ文化。その魅力の虜(とりこ)となり、本場に渡って本格的に教えをこうひとは数多く、今後も増え続けることでしょう。近ごろでは、日本を訪れる外国人のなかに、茶の湯など日本文化に造詣が深い人をときおり見かけますが、まさに文化交流は双方向の時代。とはいえ、知識や経験がないまま一足飛びに現地へ渡るのも、さまざまなリスクがあります。

アプローチ手法のファーストステップに、日本国内での学び、事前学習があります。趣味の領域から一歩踏み出そうとしたときに、本格的な本場での習得、免許皆伝を願うケースが一般的だからです。「語学の習得」や「おけいこ留学」とは一風違い、ライセンシーとなった暁(あかつき)には、自らもお弟子をとりたいと願っているひとは、若い世代に限らないのも特徴です。渡布して本格的に学んでいるケースをみると、子育てを卒業したひと、仕事をリタイアした中高年者が多いもの。なぜなら、ある程度の財力がなければできないライフスタイルだからです。

都光商事
ガイドもナラニ作品を手にNOA清野理事長(左)と
将来、ハワイ・キルト留学を夢みているひとは、まずは日本国内でのアプローチから始めてみるとよいでしょう。ナラニズ・オハナ・アソシエーション NOA では、公認インストラクターが、日本の全国各地でキルトの指導・普及にあたっています。NOA理事長の清野孝子氏も、ハワイ留学、ハワイ起業の経験者。初歩的な技術を国内で身につけ、貯金をしながら、次のステージを模索する―――。新年こと始めに、正統派ハワイアンキルトの技術習得はいかがでしょう。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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