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変更あり!マレーシア長期滞在ビザ【速報】(2ページ目)

リタイアリーの移住先に人気のマレーシアが発給する、「マレーシア・マイセカンドホーム・プログラム」の財政条件が更改されました。速報でお伝えします。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

新生マイセカンドホーム・プログラムの特徴

マレーシア・マイセカンドホーム・プログラム MMSHP は、マレーシアに何度でも出入国が可能な、訪問滞在許可証(ソーシャル・ビジット・パス)です。

18歳未満の子どもを同伴することもできるので、30代40代のファミリー世代であっても取得申請の対象となります。同伴した子どもは、学生ビザを取得して、マレーシア国内の学校に通うことができます。ただし、申請者本人とその配偶者は、現地での就労ができませんので、注意してください。

マレーシア・マイセカンドホーム・プログラム MMSHP の取得者には、いくつかの特典があります。

ひとつは、非居住者であっても不動産を購入する権利が与えられる、という点。具体的には、マレーシア国内の不動産を、2軒まで購入することが可能です。ただし、物件購入には、購入額の最低ラインが定められており、それを下回る額の不動産を購入することはできません。また、最低ラインの額は地域によっても異なります。

ほかにも、マレーシア・マイセカンドホーム・プログラム MMSHP の取得者が、自己の使用を目的に、自動車を輸入する場合、自動車にかけられる高い関税が免除されます。マレーシアでは、自国の自動車メーカーを保護するため、日本車をはじめとする外国車の輸入に、高い税率をかけているので、船賃をかけて日本から運んでも、マレーシアで購入するより安くてすみます。

そのほかの特典は、マレーシア・マイセカンドホーム・プログラム MMSHPのホームページ(英語)で、ご確認ください。

さらに詳しいことは、 マレーシア移民省もしくは マレーシア政府観光局へ問い合せてください。


旧来の、ローカル・スポンサー(保証人)の紹介制度は廃止され、預金の期間も短縮されました。また、以前は、マイナー通貨のリンギットだけが、預金通貨の条件となっていましたが、米ドルも対象になったので選択肢が増えました。
マレーシア・リンギットは、現在、固定相場制ですが、今後は、段階的に変動相場制へ移行するとの予測もあり、「ロングステイ長者」の可能性も?

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