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無線LAN搭載携帯端末ソニー「mylo」の魅力(2ページ目)

モバイルグッズ好きだけでなく、ついつい気になってしまうかわいいデザイン。ソニーが予約受付を開始したパーソナルコミュニケーター「mylo」の魅力に迫る!

執筆者:安藏 靖志

キーボードは意外に打ちやすい

まずは注目のスライド式QWERTYキーボードについて紹介していこう。キーボードはアルファベット26文字と「,」「.」ボタンのほかは数字ボタンや記号ボタンなどを省いた39キーを採用。数字は左上にある「Num」ボタンとの組み合わせで入力。「@」や「?」などの記号は右上にある「Sym」ボタンとの組み合わせで入力するようになっている。そのほか、液晶の周りには「INFO」「HOME」「OPTION」「BACK」ボタン、十字ボタンと決定ボタンを備える。

ウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3 [es]」と比較してみたところ 上がmyloのキーボードで、下がW-ZERO3 [es]のキーボード。キーピッチはW-ZERO3 [es]の方が若干広いが、myloの方がキータッチが柔らかいこともあって意外に打ちやすい

キーピッチは結構狭い。横の配列に関してはウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3 [es]」よりも狭いほどだ(縦の配列はほぼ同程度)。キー配列はVAIO type Uのような格子状ではなく、デスクトップ用キーボードと同様に斜めになっている。キータッチが柔らかいこともあって、W-ZERO3 [es]より打ちやすい印象だ。ボタン数が少ないので数字や記号の入力は面倒だが、慣れてしまえば問題はない。推測変換機能も搭載するので、文章入力がスムースにできる。

通信機能は前述のとおりIEEE802.11b準拠の無線LANを採用し、暗号化によるセキュリティーはWEPとWPA-PSKに対応する。メモリースティック デュオ専用スロットも備えているが、それ以外の拡張性は用意されていない。

WebブラウザーはOperaを採用 デザインの再現性は高い

まずはWebブラウザー機能をチェックしていこう。ブラウザーソフトには「Opera」を採用しており、サイトデザインの再現性は高い。画面の幅に合わせて表示する機能や、画面全体を拡大・縮小表示する機能(50~150%まで対応)なども搭載しているため、解像度は決して高くないが快適に見られる。

ブラウザーの操作は、本体右側にある十字ボタンやセンターボタン、キーボードのカーソルキーなどを使用する。センターボタンを押すとマウスのクリック、十字ボタンはカーソルキーと同じように動作する。Fnキーを押しながら十字ボタンを押せば、上下左右にスクロールできる。タッチパネル液晶のような直感的な操作に比べるとまどろっこしい部分もあるが、携帯電話のフルブラウザ機能に慣れたユーザーなら全く違和感なく使えるだろう。

All Aboutのサイトを開いてみたところ。100%表示にすると左上の少しだけしか見えない 表示を50%にしてみたところ。ページデザインの再現性が高いのが分かる。この倍率にしてしまうと文字も決して見やすくはないが、アンチエイリアスがかかっているため“結構読める”という感じ

地図情報サイト「Map Fan Web」を表示したところ こちらは駅探(駅前探検倶楽部)を表示したところ

試しに「All About」のほか、モバイル時に便利な地図情報サイト「Map Fan Web」、経路情報サイト「駅探(駅前探検倶楽部)」などにアクセスしてみた。どれも問題なく利用できた。お気に入りサイトを整理するためにフォルダー名に日本語を使用したところ文字化けしてしまったが、それ以外に不都合を感じるようなことはなかった。

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