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| 無色無臭の鉱泉は、浴後もさっぱり。汗も引いて、涼しく過ごせるお湯。 |
文人たちが愛した黒山鉱泉
顔振峠の見晴台まで登って汗をかいた私は、滝の入口に湧く鉱泉を持つ黒山鉱泉館で立寄り湯を楽しみました。お湯は循環でやや塩素臭いものの、40度ほどのぬる湯で、汗がさっと引き、その後の旅は至って爽快。露天風呂はありませんが、女性用の内湯には大きな窓があり、そこを開ければ、真下に川のせせらぎ。窓を開けておけば、開放感もたっぷり味わえます。
現在は和洋折衷のモダンな雰囲気のお宿ですが、昔は茅葺きの湯治宿然とした佇まいだったようで、田山花袋や金田一京助が訪れ、当時の様子を散文にしたものが、宿に飾られています。
日帰り入浴のほか、休憩、食事付などもできるようなので、ハイキングや散策後に寄るのにおすすめです。また、車の場合、入浴すると駐車料金（500円）が無料になるので、お得です。
【黒山鉱泉館】
■住所：埼玉県入間郡越生町黒山1436
■TEL： 049-292-2226
■交通：JR八高線越生駅から黒山行きバスで25分、終点下車、徒歩3分
■営業期間：11:00～17:00（日帰り入浴）
■休業日： 第3火・水曜
■日帰り入浴： 1000円
■宿泊： 11550円～
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