節約/節約家計簿

買い物には忘れず持参! 底値帳は無敵!

『持ち歩いても恥ずかしくない底値帳』をつくってみませんか?底値帳を気軽にはじめるコツとお店の使い分けについてまとめました。

和田 由貴

執筆者:和田 由貴

節約ガイド

<記事:前ガイド鈴木美佳>

お店に行くと目に飛び込んでくるPOP。どれも安そうに見えますが、実は底値じゃないことも多いです。冷静に買い物をするために、底値帳をつけてみましょう!「めんどくさそうだし、どこから手をつけていいかわからない」って思われる方もいらっしゃるでしょうね。底値帳は、なにもはじめから底値である必要はないのです。今日買った値段より、次回買う方が安ければ良いくらいの気持ちで始めましょう!

まず、何に書くかですが、ノートだと持ち歩くのに大きいしスーパーで広げると目についちゃいそうですよね。そこで、小さなアドレス帳(あ行から始まる物)を使います。アドレス帳なら”うどん”→”あ行”、”小麦粉”→”か行”と底値を調べるのが簡単です。

底値帳

私が使っているアドレス帳

次に、価格を拾っていきます。広告から底値を拾うのは商品が多すぎてつらいので、まずは、いちばん最近のレシートから拾います。この段階では底値は意識しなくて構いません。野菜や魚、お肉は季節などで変動があるのでつけません。商品名(メーカー名)、量、店名を書いていきます。ひとまず、それがあなたの底値ということになります。

さっそく、広告を見るときに使ってみましょう。底値帳につけた価格より安ければ、どんどん書き直していきます。レシートで安かった物も書き足したり、書き直していきます。

底値帳の中身を表にすると こんな感じ
分類 店名 価格
あ行 うすあげ 2枚入 ○○○ 38
うどん 1玉 △△△ 10
か行 カルピス 0.6リットル □□□□ 198
カレー 250g △△△ 99
△△△ 69
カレーパウダー 55g ○○○ 308
ギョウザ ○○○ 78
ケチャップ 800g ××× 139
コーヒー 150g ○○○ 598
200g □□□□ 598
100g ××× 598
250g □□□□
×××
698
590
小麦粉 1kg ○○○ 78
コンソメ 21ヶ □□□□ 178
ごま油 150g △△△ 99
さ行 サラダ油 1500g ○○○ 178
砂糖 1kg △△△
×××
99
88

それを繰り返していけば、あなたの『よく買う商品の底値帳』が出来上がっていきます。「買った物=必要な物」なので、やみくもに広告から拾うよりも役に立ちますよね。随時更新して、少しずつ商品を増やしていきましょう!

底値帳作成のポイント
アドレス帳につける
まずはレシートから価格を拾う
野菜・魚・肉はつけない
どんどん価格を書き換える

底値帳の次はお店の使い分け→
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます