富士フイルムによって提唱されたもので、現在ではほぼすべてのデジタルカメラに採用されている。
一般的なデジタルカメラだけではなく、ビデオカメラや携帯電話の制止画撮影機能で撮影されたものにも記録されている。
対応しているファイルフォーマットはJPEGとTIFF。
▲フリーソフトのExifReaderでデータを参照しているところ。 |
デジタルカメラ本体や画像整理用のユーティリティーでカレンダー分類をする際、画像データの中に格納されているEXIFデータから撮影日時を参照している。
また、WindowsXPのエクスプローラーで表示される撮影日時や画像の大きさなども、EXIFデータを参照している。
画像ファイルに格納されているデータは撮影日時の他にF値、ISO、シャッタースピード、ホワイトバランス、被写体までの距離といった撮影データの他、GPSを接続できるものでは緯度経度などを記録することもできる。
MP3やAACなどの音楽データにおけるタグと同一のものであると考えてもらえればいいだろう。
さらにはユーザーコメントなども記入できるようになっているが、こちらの活用はあまり盛んにはなっていないというのが実情だ。
『蔵衛門』や『フリップアルバム』といった市販のアルバムソフトだけではなく、『EXIF Reader』や『JpegAnalyzer』といったフリーソフトでも参照することができる。