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カンタス航空のファーストクラス案内(2ページ目)

成田からオーストラリアの4都市へ就航しているカンタス航空。日本路線にはファーストクラスの設定はありませんが、2008年秋にアメリカ線で運航を始めたエアバスA380の超豪華な最上級シートを紹介します。

執筆者:秋本 俊二

優雅な長距離フライトが楽しめる
VIPのための快適プライベート空間


シートは、ユニークな回転式。より長く、より大きなベッドに変身します。シートとシートの間には移動が可能な電動の仕切りがあり、よりプライベートな空間を演出。またフライト中に同行者などといっしょに時間を過ごせるよう、ファーストクラスには補助席も用意されています。

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見るからにユニークな回転式シート

ドレッサーを含む収納スペースも個々の乗客ごとに設置。機内エンターテインメントシステムも一新されました。17インチの大型スクリーンは最新技術を駆使したタッチパネル式で、利用者の間では「とても使い勝手がいい」と評判です。

そしてもう一つの特徴が、アッパーデッキに設けられた、ビジネスクラス以上の乗客が利用できる機内ラウンジです。5人掛けのソファーが置かれ、シートにはフライト中の利用に備えてシートベルトも装備されています。23インチの大型スクリーンのほか、豊富な雑誌セレクションもあり、どうくつろぐかはそれぞれの思いのまま。もちろん、セルフサービスで軽食やドリンクを楽しむこともできます。

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階段をのぼってラウンジのあるアッパーデッキへ

エアバスA380の最大の“売り”は、ゆったり広々したキャビンと、従来の旅客機とは比べものにならない静寂性です。その快適さは、飛行時間の長い長距離路線でこそ生きるはず。オーストラリアは北半球に位置する欧米諸国から地理的に遠く離れているため、カンタス航空の就航先は必然的に長距離路線が多くなります。つまりA380は、カンタス航空のようなエアラインに最もふさわしい機材だといえるかも知れません。

【関連リンク】
カンタス航空
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