ネイル・ネイルケア/ネイルケアの方法

簡単ネイルケア2・爪の形のお手入れ

ネイルケアはまず爪の形を整えるところからスタートします。でも、爪切りを使うのはNG!エメリーボード(やすり)を使って少しずつ形を整えていくのがコツです。

執筆者:小笹 文


ネイルケアシリーズ『おうちでできる簡単ネイルケア(その1)』では、ネイルケアに必要な道具を紹介いたしました。道具が揃ったら、さっそくお手入れスタートです!みなさんでも簡単にできるネイルケアの方法をご紹介していきたいと思います。

ネイルケアは大きく分けて3つ、「爪の形を整える(ファイリング)」「甘皮や薄皮の処理(クリーンアップ)」「マッサージ」に分かれます。どれも慣れれば自宅で簡単にできるもの。ここで勉強して、ホームケアをはじめてみてください!
その1 道具の用意
その2 爪の形を整える(ファイリング)
その3 甘皮を処理する(クリーンアップ)
その4 マッサージ

さて、みなさんは爪が長く伸びてきたとき、どのようにお手入れをしていますか?今回の記事では、これ次第で爪先の表情が大きく変わる、爪の形の整え方のご紹介です。




爪切りはNG!


普段おうちで爪のお手入れをする時、爪切りを使っていませんか?

爪は3層からなっているので、爪切りでパチパチと切るとその層にダメージを与えるため、二枚爪の原因となりやすいです。代わりに使って欲しいのが、エメリーボード(ファイル)です。「爪長いし、ずーっとエメリーボードで削るの、面倒だな…」そんなアナタは、はじめに爪の先端部分を少しだけ爪切りでカットしてから、エメリーボードを使うと良いでしょう。

※一般的には、地爪を削るために使用するものがエメリーボード、人工爪を削るためのものがファイルと呼ばれています。エメリーボードはファイルに比べて目が細かく、爪への負担が少ないのが特徴です。



初めてエメリーボードを使う時は、角が指に当たったりして傷ついてしまうこともあります。新しいエメリーボードは、古いものとこすり合わせて目の粗さを調整したり、角を丸くしたりすると使いやすくなりますよ!


エメリーボードを使うときは、爪に対して45℃位の角度にして削ります。
これは、爪の先を傷めないようにするためです。直角にあてると爪がひび割れたり、二枚爪の原因になるので注意しましょう。また、押したり引いたりしてエメリーボードを往復させるのも爪の損傷の原因となります。一定方向に動かし削っていきましょう。


削る順番は、先端→サイド→コーナーが基本です。

まず先端を削ります。指先を自分の方向に向け、爪に対して45度位の角度にエメリーボードを持ち、一定方向に動かして削ります。この時無理に力を入れる必要はありません。



次にサイドを削ります。エメリーボードを爪のサイドに当て、先端に向かって一定の方向に削ります。横から見てサイドのラインがまっすぐになっているとキレイです。



最後に、コーナーの部分を外側から中心に向かって削り、角を滑らかにします。


1本1本終わるごとに全体とのバランスを見て、全ての爪の長さがそろっているかどうか確認しましょう。

次ページでは、爪の形によって変わる印象について解説!
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