16. ブラックフォーマルにも気品とリュクス感
ブラックフォーマルの着こなしも見習いたい(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
キャサリン妃の装いで特別に評価が高いのは、フォーマルの着こなしです。女王エリザベス2世を悼む礼拝では、黒いコートドレスに身を包みました。英国の葬儀では帽子やジュエリーで、弔意やその人らしさを示します。パールとダイヤモンドのリーフ型ブローチはエリザベス女王のもの、パールイヤリングはダイアナ元妃のものといわれています。葬儀にふさわしく、飾り立てるのは避けながらも、故人を偲びました。皇太子妃にふさわしい気品とリュクス感をまとっています。
皇太子妃にふさわしい気品が漂う(写真:The Mega Agency/アフロ)
ジャケット、スーツ、コートと、いずれも大人の装いにふさわしいベーシックなアイテムを、キャサリン妃はオリジナルな発想で自分らしく着こなしています。節度や品格を重んじる、英国王室のスタイリングはこの冬のトレンドである「クラシカルな装い」にぴったり。ここ数年のカジュアルスタイルから少しムードチェンジできる上、トレンドに流されないタイムレスな装いを手に入れるチャンス。さすがの知恵が詰まったキャサリン妃流のロイヤルファッションを参考にしてみてはいかがでしょう。