アイドル・タレント

フィロソフィーのダンス 新アルバムを本人が全曲解説

FUNKY BUT CHICな4人組・フィロソフィーのダンスがセカンドアルバムをついに発売。新しいアイドルポップスの「ザ・ファウンダー(創始者)」を名乗る決意を込めた1枚は、踊れるファンク・ソウルをベースにより幅広い楽曲に、メンバーのスキルも次のレベルに到達した傑作です。その全曲をメンバーに紹介していただきました。また10月のワンマン振り返りも。

大坪 ケムタ

執筆者:大坪 ケムタ

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新アルバムは「ザ・ファウンダー(創始者)」を名乗る決意を込めた1枚


「アイドル見たい奴も!音楽楽しみたい奴も!とにかく踊りたい奴も全部まかせろ!」

今のフィロソフィーのダンス(通称フィロのス)は、ステージからそんな声が聴こえてくるような懐の深さと広さが半端じゃない。

デビュー当初からウルフルズにナンバーガール、氣志團、Base Ball Bearなどを発掘した加茂啓太郎氏のプロデュースと濃厚なファンクサウンドで音楽好きの耳を捉えていましたが、ステージでのパワフルな歌声と大人キュートなパフォーマンス、それに奥津マリリさんのグラビア人気も相まって、現場派・ビジュアル派両方のファンを掴んでいきました。

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フィロソフィーのダンス:左から十束おとは、日向ハル、奥津マリリ、佐藤まりあ


そんな彼女たちが2017年11月22日にセカンドアルバム『ザ・ファウンダー』をリリース。

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 フィロソフィーのダンス『ザ・ファウンダー』11/22発売 3000円(税込)1.ダンス・ファウンダー 2.ライク・ア・ゾンビ(アルバム・ミックス) 3.はじめまして未来(アルバム・ミックス) 4.エポケーチャンス 5.夏のクオリア 6.ニュー・アタラクシア 7.バッド・パラダイム(アルバム・ミックス) 8.ミスティック・ラバー 9.ドグマティック・ドラマティック 10.アルゴリズムの海 11.ベスト・フォー 12.ジャスト・メモリーズ(アルバム・ミックス)


「ザ・ファウンダー(創始者)」というタイトルにふさわしく、アイドルポップスというジャンルに必須といえる幅広さや親しみやすさはありつつも、4人の表現力はファーストより高まったことで楽曲の幅も広まったアイドルポップスの「次の世代」を宣言する一枚。魅力的な楽曲が詰まった同作は「傑作」という言葉以上に、その壮大なバラード『ジャスト・メモリーズ』で締める構成は、アイドルのアルバムではなかなか味わえない「大作」感。そのサウンドに踊らされて、酔わされる一枚です。



そのアルバム全12曲について、メンバー4人に解説と裏話などお聞きしてみました。まずはその前に2017年10月7日に行われた4thワンマンライブ「Do The Strand VOL.4」(渋谷CLUB QUATTRO)の話から。

--MCでもおっしゃってましたけど「最初のワンマンからまだ1年経ってない」というのが驚きましたね。1年足らずで4本のワンマン、それも毎回ステップアップした内容で。

奥津マリリ:曲数も増えたし、いろんなジャンルに広がりましたよね。ここに向けて歌い込みもしてきてたし、しかもパーカッションが入ったりして、体で感じる音楽の楽しさみたいなのがすごい大きかったな!って思います。

十束おとは:1年前のファーストワンマンの時は、私たちも自分たちの方向性っていうのがまだ「これだ!」って形で決められなかったし、見ているお客さん達も「どう楽しめばいいんだろう」みたいな、そういうふわふわ感が漂っていたんです。

でも今回のワンマンライブは私もしっかり気持ちを届けられたし、「私たちがフィロソフィーのダンスだ!」っていう気持ちを4人共より込められて、お客さんもそれぞれの楽しみ方で私たちに返してくれたと思うんです。それでいいキャッチボールができたと思います。すごく充実感がありました。

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2017年10月7日 フィロソフィーのダンス 4thワンマンライブ「Do The Strand VOL.4」(渋谷CLUB QUATTRO)より


佐藤まりあ:今までは格好いいとか可愛い表情じゃないといけないとか、いろいろ気にしてたんですけど、今回のワンマンは自分の感情むき出しにして「可愛くなくても全力でやろう!」って決めて臨んで、それをファンの方も受け取ってくれて今までで一番素を出せたワンマンだと思います。

日向ハル:今回のワンマンは、今までのワンマンに比べて実はすごく準備期間が短くて、直前にバタバタしてメンバーも焦りが多かった部分もあったんですけど、無事本番を迎えることができて、やってみるとそんなことを忘れるぐらい楽しくて。それはやっぱり今までの2年間でメンバーが培ってきたものがステージ上で発揮できたっていうことだと思いますし、 今回やってみて「もっと大きいとこに行けるな」っていうのはメンバーも製作陣もみんな感じた事なので、これからがもっと楽しみになりました。

--お客さんの盛り上がりもこれまで以上でしたね。始まる前から「出来上がってる感」がすごかったというか。

マリリ:
すごかったです!

ハル:(会場のCLUB QUATTROの)柱の裏とかでめちゃめちゃ踊ってる人いたらしいんですよね。そこからステージ見えないから、開き直って死ぬほどお酒を飲んで踊ってたって(笑)。後ろから見てる人はそこがめっちゃ面白かったらしくて、私たちも見たかった!


4thワンマンは1曲目から「昔を超えなきゃいけない」みたいな重荷が……

--ワンマンの一曲目「ダンス・ファウンダー」から、最初は新曲だけにお客さんも手探りな感じな中、徐々に「これはヤバイぞ」と心踊る思いが立ち上ってくるようで。


おとは:あれはめちゃめちゃ緊張しました! ちょうど一年前のワンマンも新曲の『アイドル・フィロソフィー』から始まったんですけど、それがフラッシュバックしてきて、そこを超えなきゃいけないみたいな重荷がすごいのしかかってきて。

ハル:新曲から始めるのって、自分たちも体に馴染んでないってのもあって、緊張度が増すんですよね。けど始まってみるとアルバムのリード曲なのもあって、みんなもすぐ飲み込んでくれて、簡単な振り付けなのでそれも楽しそうに踊ってる。それでメンバーも緊張がほぐれて、一曲目から楽しむことができました。

おとは:あれで一気に掴んで会場盛り上がりましたよね。

マリリ:2曲目が『すききらいアンチノミー』で、こっちは今までやり慣れてきた「私たちがフィロソフィーのダンスだ!」みたいな代表曲だったので、そのイントロ始まった瞬間「新曲終わってよかった~!」って感じで、緊張感から解き放たれました(笑)。そこで一気に楽しむモードになって「音楽は楽しい!」って感じで切り替えられましたね。

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2017年10月7日 フィロソフィーのダンス 4thワンマンライブ「Do The Strand VOL.4」(渋谷CLUB QUATTRO)より


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2017年10月7日 フィロソフィーのダンス 4thワンマンライブ「Do The Strand VOL.4」(渋谷CLUB QUATTRO)より


--あとはもう本当にただただ楽しいライブだったなという記憶しかないです! 4回目のワンマン終わって新しい自信がついたりしました?

ハル:クワトロを埋められた、っていうのはひとつの自信になりますよね。前回の新宿BLAZEとキャパはあんまり変わらないかもしれないけど、クワトロってバンドで考えたら結構すごい箱じゃないですか。正直自分がアイドルをやってるってこと周りにまだ言えてないんですけど、「クワトロを埋めた」ってのは、バンドやってる人なら「おお!」ってなるから。

まりあ:すごーい!……他人事みたいに言っちゃった(笑)。
 
 
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