株式戦略マル秘レポート/戸松信博の「海外投資、注目銘柄はここ!」

最新版!ファンダメンタルトップ50銘柄をご紹介

香港ハンセン指数は年初来+7.5%高と先進国ではほぼトップのパフォーマンスとなっています。今回は中国株で注目のトップ50銘柄をご紹介したいと思います。

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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先進国ではほぼトップのパフォーマンスの香港ハンセン指数

今回は中国株(香港・米国上場)のファンダメンタルトップ50銘柄をご紹介します!

今回は中国株(香港・米国上場)のファンダメンタルトップ50銘柄をご紹介します!

16年9月19日(月)の終値時点で香港ハンセン指数は年初来+7.5%高と、マイナスに沈む日経平均はもちろん、やや調整し始めた米国株や多くの欧州の株価指数を抜いて、先進国ではほぼトップのパフォーマンスとなりました。ちなみにその他の新興国の株価指数ですが、ブラジル・ボベスパ指数は+32.3%、MSCI新興国株価指数は+13.0%、上海総合指数▼14.5%安となっています。

一方、ハンセンH株指数(香港に上場する中国本土企業で構成される株価指数)は香港ハンセン指数より見劣り、年初来+0.9%高ですが、香港ハンセン指数より一ヶ月ほど遅れて50日移動平均線が200日移動平均線を上に突き抜けるゴールデンクロスが発生しており、しっかりと50日移動平均線より上を歩んでいます。

ハンセンH株指数の方が中国本土の影響を色濃く受けます。その中国本土株が少し調整しており、8月に中国政府系資金の一つ、中国証券金融が246億元の株式を売却したとも伝わります。中国証券金融は「国家隊」と呼ばれた政府系資金の一つであり、昨年の中国株暴落時に上海総合指数の3,000ポイント割れを阻止すべく株価を買い支えてきました。夏に3,000ポイントにまで回復してきたことで買い支えた分の売却に動いたのでしょう。他の「国家隊」資金も株式を売却している可能性があります。

最新版!中国株トップ50銘柄をご紹介

さて、足元の香港ハンセン指数は一旦反落しています。このまま調整局面に入っていくのか、あるいはこのあと再び高値を上に抜き、予想以上の大相場に発展していくのかというところです。鍵は米国にあり、9月21日(水)のFOMC後の反応に注目です。
最新版!中国株トップ50銘柄(英記表示のコード銘柄は米国上場銘柄となります)

最新版!中国株トップ50銘柄(英記表示のコード銘柄は米国上場銘柄となります)

今回は次の買い場に備え、中国株ファンダメンタルトップ50銘柄をご紹介したいと思います。業績予想伸び率やROE、アナリストのフォロー数増減などを独自の指標で指数化し、ランキングを行ったものです。今回は香港上場企業に加え米国に上場している中国企業も加えてランキングを算出しています。銘柄選択の際の参考にしていただければと思います。

参考:中国株通信

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