プリーツスカート、アシンメトリーワンピース+スニーカー
服との色味をずらして目を引き込む (ｃ)Rie Miyata
揺れるアシンメトリー裾をスニーカーで引き立てて (ｃ)Rie Miyata
裾に工夫を凝らす傾向が続いています。プリーツやスリットで動きを強調したり、前後で裾丈の違うテールスカートで視線を操ったり。そういう「一芸」を帯びた裾の下に迎える靴には、目立ちすぎず、でも退屈ではないポジションが求められますが、その点、スニーカーは優等生。色や形のバリエーションが広く、程よいアクセントになってもらえます。プリーツやスリットを施したスカートには、スニーカーで合わせ、気負わないムードに寄せて。意外な色を持ち込むと、服とのバランスがとりやすくなります。丈違いアイテムの場合は、主張が控えめのスニーカーが格好の引き立て役に。白の無地はここでも頼りになります。
しばらく前のスニーカーブームでは、スニーカー自体が主役になっていましたが、近頃は服とのズレ感や好バランスを楽しむ方向に変わっていています。こなれ感やノンシャラン(無頓着、のんき、投げやり)な雰囲気が大切になっているからこそ、「当たり前顔」のスニーカーはいい仕事をしてくれます。
オフィスルックやエレガントな服に引き合わせると、意外なムードを引き出してくれるから、手持ち服の可能性をもっと広げるスニーカーの新スタイリングを試してみてはいかがでしょう。
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