コンプガチャ規制から4年 ゲーム業界は健全化したのか?
コンプガチャ規制の後、本当にゲーム業界は健全化の道を歩んでいたんでしょうか
実はその時、ゲーム業界ニュースではコンプガチャ問題に触れ、ことの本質はコンプガチャをやめるか否かではなく、当選確率が明示されていないなどのユーザーが安心して遊べない環境を、内部から改善していかなければいけないというお話をしました。
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それから約4年が経ちました。ゲーム業界は健全化に向けて進んでいったのでしょうか? 実は、残念ながらどうもそうとは言えない状況があるようです。
グランブルーファンタジー ガチャ返金騒動
グランブルーファンタジーという、モバイル端末向けゲーム、ご存知でしょうか。「グラブってる?」というキャッチ-なワードが印象的なCMが大量に放送され、名前を覚えたという人も多いと思います。サイゲームスが運営し、登録者数は900万人を超えるという、大変に人気のゲームです。その、大人気のゲームで返金騒動が起こりました。2015年末から2016年始にかけてグランブルーファンタジーのゲーム内で開催されたイベント「ゆく年くる年レジェンドフェス」において、「すべてのキャラクターの解放武器の出現率がアップします。」と謳っていたにも関わらず、多くのユーザーから特定のキャラクターが確率が他のキャラクターのものより低く設定されているのでは、という疑問の声があがり、消費者庁に多くの苦情が届き、返金要求がなされるという騒動が起こりました。
これに関してはお目当てのキャラクターを出すのに70万円以上ものお金を使ってもあたらない、というような声がユーザーから出ています。ちょっと耳を疑うような金額ですね。実際に何%に設定されていたのか、ということは外からは分かりようもないのですが、その分かりようもないものに、「出現率がアップします」という言葉を信じて多額の課金をユーザーがしている、ということ自体が問題であるとも言えます。
ドラゴンクエストモンスターズスーパーライトでも返金騒動がありました
騙そうとしているようにみえます ドラクエガチャ問題(AllAboutゲーム業界ニュース)
この状況に対し、サイゲームスはどう対応したのでしょうか?