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金沢屈指の隠れ人気パワースポット「香林寺」で運気UP(3ページ目)

金沢の人気観光スポット、“忍者寺”の愛称を持つ妙立寺からさらに奥へと進んだところに、一願成就のお寺として密かな人気を誇る香林寺があります。まだ知名度は高くありませんが、実は御利益を求めて県外からも訪れる人が後を絶たない金沢屈指のパワースポット。どんな願いでもOKなので、運気を上げたい人は必見です!

吉田 薫

執筆者:吉田 薫

金沢ガイド

胸にお釈迦さまがいる羅漢像を探せ!個性的な十六羅漢像にも注目

十六羅漢像@香林寺

1人1人違うポーズを取っている個性的な十六羅漢像。自分の十二支像の前で願掛けをしているときに目があった羅漢さんが見守ってくれる羅漢さんだそうです。

これで願掛けは終了ですが、最後に十二支像に混じって建っている羅漢さんについて少し。羅漢さんとは総勢500人もいる仏様のお弟子さんのことで、香林寺の庭園にはそのうちの上位16名、所謂十六羅漢と呼ばれている方々がいらっしゃいます。

その十六羅漢の中にはお釈迦さまの息子である羅ご羅(らごら)さんも含まれているのですが、この羅ご羅さんには面白いエピソードがあって、あるとき他のお弟子さんたちから本当にお釈迦さまの実子なのかと問われたんですね。
羅ご羅像@香林寺

この方がお釈迦様の息子の羅ご羅さん。ちゃんと胸の真ん中にお釈迦さまがいらっしゃいますよね。

すると羅ご羅さんは疑う兄弟弟子たちの前でパッと着ていた袈裟の前を開けて自分の胸を見せたそう。そこには何と父であるお釈迦さまその人が鎮座していて、それを見た弟子たちは確かに羅ご羅さんはお釈迦さまの息子であると納得。

以降、誰も疑うことはなくなったとか。香林寺の庭園にいる羅ご羅さんはまさにその場面を像にしているので、自分の干支を探すときに羅ご羅さんも探してみてくださいね。胸にお釈迦さまがいる羅漢像が羅ご羅さんですよ!
コルチカム@香林寺

残念ながら私の訪問時には白い彼岸花の時期は過ぎていましたが、代わりに可憐な紫の花を付けるコルチカムの群生を見ることができました。

ここ香林寺は国内有数の白い彼岸花の名所としても知られ、できれば見頃になる9月下旬~10月上旬の秋のお彼岸の時期に参拝するのがおすすめ。ただ、毎年微妙に最盛期が前後するので確実に彼岸花を見たい人は事前にお寺にお問い合わせを。

願掛け寺 香林寺
住所:〒921-8031 金沢市野町1-3-15
TEL:076-241-3905
拝観時間:9:00~16:30
休門日:法要日、年末
拝観料金:大人500円 / 中学生以下400円

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