クロアチア/クロアチアの観光

セレブも愛するリゾート!ラベンダーの島フヴァル(2ページ目)

クロアチアを代表するリゾートアイランド、フヴァル島。「フヴァル島へのアクセスの方法は?」「ベストシーズンはいつ?」「島の見どころは?」など、気になるフヴァル島の基本情報をお伝えします。

小坂井 真美

執筆者:小坂井 真美

クロアチアガイド


島の見所がぎゅっと凝縮された フヴァル・タウン

フヴァル

町のシンボル、聖ステパノ大聖堂と広場


フヴァル島を訪れるならぜひ訪れたいフヴァル・タウン。フランシスコ会修道院や聖ステパノ大聖堂など、島を代表する数々の歴史的建造物が点在します。特に有名なのが聖ベネディクト修道院。ここに伝わる手作りのレースは、リュウゼツランという植物からとれる繊維を紡いだ糸が使用されているのが特徴です。その手法は島の修道女だけが受け継いでおり「幻のレース」とも呼ばれ、世界無形文化財として保護の対象になっています。

また、フヴァル島を訪れるならぜひ足を伸ばしていただきたいのが、島の北にそびえる城塞。そこからフヴァル・タウンの町並みはもちろんのこと、海の向こうまで広がる島々まで見渡すことができます。あなたもきっと、その絶景にひと目で心を奪われクロアチアに恋をしてしまうことでしょう。スプリットから日帰りで、島での滞在時間があまりないという方も、他のスポットを後回しにしてでも訪れていただきたい一押しスポットです。

フヴァル・タウンは島のリゾート拠点でもあり、海岸沿いには数々のホテルやヴィラが建ち並びます。また、港を中心に、数々のナイトクラブが点在するこの町は、特にハイシーズンの6月~9月には「眠らない町」へと変貌します。クロアチアで、リゾートならではナイトライフを楽しみたいという方にもぴったりです。

世界遺産の平野が広がる スターリ・グラード

スターリ・グラードは紀元前4世紀頃にやってきたギリシア人入植者によって建てられ、都市国家「ファロス」として発展した港町。肥沃な大地を持つこの地で古代ギリシア人はオリーブやぶどうを栽培し、地中海貿易を盛んに行いました。町の近郊にはスターリ・グラード平野が広がり、当時の農地が現代にも残る平野とその一体はその歴史的価値が認められ2008年に世界遺産に登録されています。また、町にはヘクトロヴィッチの要塞をはじめ、数多くの歴史的建造物が残ります。博物館や修道院の宝物館などでは、古代ギリシャ・ローマ時代の遺物が展示されており、フヴァル島の深い歴史を知ることができます。

フヴァル島の物価

フヴァル島

旅費を抑えたい方は、フヴァル島へは日帰りがおすすめ

クロアチア一のリゾートアイランドというだけあって、フヴァル島の物価は国内の観光地でもトップクラス! その高さは時に、クロアチア随一の観光地であるドブロブニクを凌ぐほどです。レストラン、お土産屋さん、ホテル、アパートメントホテルはもちろん、スーパーや市場で売られている食品に至るまで、クロアチア本土の観光地よりも約1割増しから時には2倍、3倍の値段がつけられていることもあります。そのため、旅行の予算に限りがあってフヴァル島でゆっくりと滞在したいというわけでなければ、スプリットなどから日帰りで訪れることをおすすめします。

クロアチアの物価についての詳しい記事はこちら>>>「クロアチアの物価

フヴァル島観光のベストシーズン

フヴァル島のベストシーズンは5月~9月。太陽の光がさんさんと降り注ぎ、真っ青な海と空がいっそう美しさを増します。特に6月~9月上旬にかけてのハイシーズンには、ヨーロッパをはじめとする世界中の観光客が訪れ、島はとても賑やかになります。

フヴァル島

夏は海が一層美しく輝く

9月の末から10月にかけて、島を訪れる観光客も徐々に少なくなり、11月頃からは完全なオフシーズンに突入するフヴァル島。11月~4月のオフシーズン中は島内ではなく、本土に住むという住人も多く、ホテルやレストラン、お土産店も春まで休業状態となるところもたくさんあります。なかにはオフシーズン中も営業をするところもあるものの、夏と比べると営業時間が短く、お昼過ぎでお店を閉めてしまうというところも。ハイシーズンと比べると、かなりひっそりとした雰囲気が漂いますが、島本来の姿を垣間見ることができるのが魅力です。

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