Twitterで猛威をふるうレイバンツイート
レイバンサングラス、UGCのブーツ……。最近、格安でこれらの商品が手に入るというリンクをフォロワーさんから、@返信で送られてきたTwitterユーザーの方も多いのではないでしょうか。このツイートのリンク先は、偽物サイトなので絶対にクリックしないようにしてください。
このツイートの原因ですが、いわゆるスパムアプリ認証によるのっとりではなく、パスワードハッキングによるのっとりではないかと言われています。
もし、この手のメッセージが送られてきたら、本人に知らせ、パスワード変更をうながしましょう。
今回は、自分がこういったスパムツイートをしないためのiPhoneでの対策を中心に紹介します。
自分がツイートしていないかをチェック
Twitterの利用は、ほとんどの場合タイムラインを見るだけで、自分のツイートを改めて確認することは少ないかもしれません。しかし、定期的に自分が変なツイートをしていないかをチェックする習慣をつけましょう。Twitter公式のiPhoneアプリ(Twitter for iPhone)の場合は、下のメニューから「アカウント」をタップして、自分のツイートを確認して、変なツイートをしていないかチェックしてみましょう。
自分のツイートを定期的に確認しよう
パスワードを変更する
もし覚えのないツイートをしていた場合は即座にパスワードを変更しましょう。また、単純なパスワード、他のサイトと同じパスワードを使っている場合もパスワードを変更したほうがよいでしょう。パスワードの重複をできる限り避けることで、被害を最小限に留めることができます。パスワードの変更はiPhoneのTwitterアプリからはできません。ブラウザを立ち上げて「mobile.twitter.com」にアクセスします。
「アカウント」をタップして歯車アイコンをタップし、「設定」をタップします。下の方に「パスワードを変更する」がありますので、クリックして新しいパスワードを設定します。
連携アプリをチェックする
そして、見に覚えのないアプリを連携していないかどうかもチェックします。しかし、これはiPhoneだけでは解決できなくなっています。Twitterのモバイルヘルプを見ると、「アカウント設定の[アプリ連携タブ]」から行うように書いてありますが、現在の6.23.1では、そのリンクはエラーとなっていますし、アプリ連携タブがないのです。このヘルプは間違い
ですから、PC版から確認しなければなりません。このあたり、スマホのみしか使わない若い世代にとっては大きなハードルになっているでしょう。
PC版からなら「設定」をクリックすれば、「アプリ連携」というメニューがあり、そこから連携しているアプリを確認できます。利用の必要がないアプリがあれば「許可を取り消す」をクリックして連携を解除します。
変なツイートをしている人の中には、「アプリはLINEとかInstagramとかもともと入っていたやつくらいしか使ってないよ~」というような、ずれた言い訳をしていることがありますが、これはiPhoneのTwitterからは、アプリ連携を確認できないことが原因だったのかもしません。
連携アプリを使う時は細心の注意を
Twitter利用時に、アプリの連携を求められたら、本当に必要かどうかよく考えて連携しましょう。よくあるのは、感動話、面白話、クイズなどのツイートで「続きを読む」をクリックすると、アプリを連携させないと続きが読めなくなっているものです。こういうのはスパムアプリですから使わないでください。なお、変なツイートを始めると、「別のアカウント作りました」と放置したまま去っていく人もいます。これもその理由の1つがモバイルからはアカウントの削除ができず、PCからしかできないためでしょう。
ですから変なツイートを始めた人がそのままアカウントを放置しているようでしたら、ブロックしてTwitterにスパム報告をしましょう。
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