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うんちが良いと集中力があって落ち着いた子になる?!(2ページ目)

子供が心も脳も身体も健やかに育つカギは"うんち"にありました!やる気を生み出す脳内物質「ドーパミン」は、幸せを感じるホルモン「セロトニン」が不足すると放出しません。そしてそのセロトニンはお腹の中で作られるのです。うんちで腸内環境を見極め、適切なケアで子供の集中力up!

小林 サラ

執筆者:小林 サラ

早期教育・幼児教育ガイド

3つのポイントでチェック!良いうんちの見分け方

今日はどんなうんち?

今日はどんなうんち?

あまり考えることはないかもしれませんが、うんちは、何でできていると思いますか? 食べたものの消化しきれなかった分?!と思いつく方もいると思いますが、実は、食べカスは割合的には多くなく、ほとんどが水分で、腸内細菌やはがれた腸粘膜などが含まれています。

その上で、チェックポイントは3つ「色・形・におい」です。

まず、1つ目の「色」。意外かもしれませんが、赤ちゃんのような“黄色っぽい”ものが理想です。良い菌がお腹にたっぷり住んでいると黄色に近く、茶色が濃くなるにつれ不足気味、黒っぽくなるとほとんどいないことを表しています。お漬物や納豆などの日本に昔からある乳酸菌とそのエサになる食物繊維をマメに摂るように心がけましょう。

2つ目の「形」の理想は、ずばり“バナナ”です。水分が多すぎず少なすぎずのベストバランスだと、つるっとしたバナナ形になるのだそう。ゆるいと水分過多、コロコロカチカチは、水分が足りない証拠です。子どもは大人よりも体の水分が多めなので、当然ながら大人よりもたくさん飲む必要があります。のどの渇きに気づきにくい子どもには、ちょこちょこ飲みものを摂るように勧めてあげてください。

そして、最後は「におい」。お腹の菌のバランスが良く、食べたものがちゃんと消化されていると、不思議とにおいません。においが強くなるのは、菌の不足や消化不良が原因です。便秘や下痢は胃腸の調子が悪いことを知らせてくれています。また、子どもの消化力は大人ほどではありません。野菜などの食物繊維が足りなかったり、よく噛んでいなかったりしても、消化がうまくいきません。食事のバランスや食べ方にも気をつけてあげたいですね。

良いうんちが出るよう、子供にできること

うんちは健康のバロメーターということが、お分かりいただけたと思います。腸内環境を良くするには、良い食べものと良い消化が必要です。リラックスできる雰囲気の中で、その子の消化力にあったバランスを考慮したメニューを用意し、良い状態のうんちを出すお手伝いができるのは親だけ。これを機に、子どもの口に入るものを見直してもよいかもしれませんね。

なおかつ、食事に併せて気を遣いたいのが"ゆとりの時間"です。精神的なプレッシャー、つまり疲れや緊張も、お腹の動きを悪くします。習い事など予定を詰め込まず、子どもがゆったりとリラックスできる時間を作ってあげてくださいね。

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