藤嶋ひじりの恋愛コラム/藤嶋ひじりの恋愛情報

タイプ別:恋がうまくいかない内的要因【前編】(3ページ目)

恋がうまくいく人、いかない人。その違いは何でしょうか? と質問をいただきました。内的要因があるとしたら、タイプによって違いがあるはずです。タイプ別に考えていきましょう。

執筆者:藤嶋 ひじり

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自分をリセットして素直になれる場所を作る

陶芸する女性

新しい環境に自分を置いてみると、自分を客観視しやすくなります

自分軸タイプの人は、ルーチンワークが得意な努力家である反面、新しいジャンルに挑戦するのが苦手。自分のフィールドでしか勝負したくない傾向にあります。つまり、自分が得意なことで勝ち負けを決めようとするのです。

「仕事」は、がんばった分だけ評価してもらえる可能性が高いのですが、「恋愛」は、がんばって勝ち取れるものではありません。自分と相手に対して、いかに素直になれるかがポイントです。

つまり、自分軸の人の苦手な「新しい挑戦」をしなければならないのです。

実は、著者自身、20代前半までは、自分軸タイプでした。負けん気が強く自信がないため、「モテる人」「イケメン」とつき合うことで自分の地位向上を狙っていたほどです。でも、相手を尊敬したり、大切に想ったりできていないので、どれだけ言動で隠しても、それが相手には伝わっていたようです。

勝ち負けに拘ることは、自分のことしか考えていないということ。それでは、うまくいくわけがありませんよね。でも、結婚の失敗、挫折体験、自分の弱さを受け入れていくうちに、心が柔軟になり「聞く耳」を持てるようになりました。

職場などで「勝負モード」のペルソナ(仮面)が脱げないのなら、新しい仲間、新しいフィールドを見つけましょう。そして、「教えてもらう立場」を経験し、今の立ち位置を思い切って投げ捨ててみるのです。

「人から教わる」という立場は、人との接点を増やします。また、「できない自分」の魅力や、「素直になることの快適さ」に気づけるはずです。

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