【夫婦に聞く】違いを認め合い、ケンカは引きずらない

揉め事もありつつ「結婚してよかった！」と思える仲良し夫婦、黒木純子さん（仮名：45歳）は、結婚22年、三人のお子さんがいらっしゃいます。仲良しの秘訣について話を伺いました。


藤嶋：黒木さんにとって「結婚」とは？

黒木さん（以下敬称略）：結婚って、本気で好きな人と一緒になるかもしれないし、ならないかもしれない。タイミングと縁だと思うし、そこから築き上げていくもの。大変かもしれないけど、お互いがぶつかり合うことでブラッシュアップできる。それって楽しいことだと思うんですよ。

きちんとやり切る実行力を尊敬している

藤嶋：ご主人のどういうところが好きですか？

黒木：夫の尊敬している部分は、有言実行。言ったことを、きちんとやり切るところが評価できます。自分で何か信念を持って行動しているんだと思います。例えば、子どもの誕生日プレゼント。夫婦で話し合ってひとつのものをプレゼントするのではなく、彼は彼で、それぞれの子に最良のものをプレゼントします。もちろん趣味が合わないこともありますが、ありがたく受け取るってことになっています（笑）。夫はサプライズが好きなんです。

他にも、去年は、仕事で被災地を訪ねたら、これは絶対に子どもたちに見たり感じたりさせたほうがいいと思ったみたいで、子どもたちを連れていくことに。パーフェクトを望めば切りがないのですが、かなり評価できる夫だと思います。