株式戦略マル秘レポート/戸松信博の「海外投資、注目銘柄はここ!」

最新版!米国株ベスト50銘柄!(2ページ目)

米国には約1万銘柄も上場しており、一体どのような銘柄を買ったらいいのか迷ってしまうことも多いはずです。そこで今回は米国の優良株をスクリーニングして、ベスト50株を選出してみたいと思います!

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

  • Comment Page Icon

大きく上昇したのだからもう騰がらないと思うのは間違い

アマゾンやグーグル、フェイスブックなど米国には世界的な成長企業がズラリと並びます!

アマゾンやグーグル、フェイスブックなど米国には世界的な成長企業がズラリと並びます!

ところで、50銘柄の中で年初来株価がマイナスであるのはロシアでお財布携帯事業を展開するQIWI(QIWI)を含む3社のみです。QIWIはファンダメンタルズは良いものの、ロシア情勢による懸念で売られました。50銘柄の年初来騰落率は平均で+40%となります。なお、50銘柄の2014年のEPS(一株利益)平均成長率は+41.3%となっています。これに対してS&P500社の同平均は+11%ほどであり、成長率に関しては平均よりも大分良い銘柄群と言えます。

過去の統計では、これだけ上昇したのだからもう騰がらないと思うのは間違いで、現在の米国株のように、良い状況が続く限りはますます上位と下位との差が広がって行くのが普通だと思います。

なお、今回ランクから外れましたが、50位のすぐ下には中国インターネットの奇虎360科技(QIHU)、バイオ医薬大手のバイオジェン(BIIB)、人気ファストフード店のチポトレメキシンカングリル(CMG)、石油サービス大手の一角ハリバートン(HAL)などがあります。インターネット通販の隆盛で段ボール紙製造のKapstone Paper(KS)が40位にランクされていますが、同業のPakaging Corp of America社(PKG)も50位台に入っており、こちらも波風の吹いている業界と言えそうです。

さらにベスト100位内だと、ラグジュアリーバッグのマイケルコース(KORS)、ノルウェー高配当石油株のシードリル(SDRL)、中国オンライン教育のチャイナディスタンスエデュケーション(DL)、バイオ医薬のリジェネロン(REGN)とアレクシオンファーマシューティカルズ(ALXN)、鉄道輸送のカナディアンパシフィック(CP)、アップル(AAPL)といった銘柄がランクインしています。

参考:グローバルグロースレポート

※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます