KENZOの「西海岸ビーチスタイル」が今の気分(3ページ目)

「ブラック×ホワイト」で決める、大人の腹出しルック

ショート丈トップスの裾から、健康的な素肌をのぞかせる演出は、春夏ならではのヌーディーな冒険。トップスは裾がアシンメトリーな波を打っていて、海辺のイメージを目に忍び込ませます。大人女性がお腹を見せる際にも、このようなディテールに凝ったデザインであれば試しやすいはず。再び勢いづく「ブラック×ホワイト」のシックな色合わせは、サマールックに落ち着きをもたらします。黒と白をダイナミックに響き合わせたうえ、裾ステッチのような細部にまで手が込んでいて、上質な休日風の着こなしに誘ってくれます。
キャロルとウンベルトは12年春夏シーズンから「KENZO」のデザインを手掛けています。デビューコレクションで喝采を浴び、その後もモードの流れを方向付ける独創的なクリエーションで、歴史の長い「KENZO」ブランドに新たなページを書き加え続けています。2人はニューヨーク発祥の有力セレクトショップ「OPENING CEREMONY（オープニングセレモニー）」を立ち上げた創設者でもあります。時代を先取りするセンスで、ファッショニスタの信頼が厚い「オープニングセレモニー」を成功させた2人の斬新な美意識は、パリコレクションというモードのひのき舞台でも高く評価されています。

カリフォルニアの空気感そのものがファッション界で新ムーブメントとなりつつある今、ウエストコーストを肌で知る2人が提案する装いは、さらにトレンド感を増していて、今すぐ着たい気持ちが募ります。モードのフロントロウに位置しながらも、気取りすぎていなくて、デイリーに着やすい目配りが行き届いている「KENZO」のテイストはこの春夏のおしゃれを一段と華やかでプレイフルに彩ってくれるはずです。

【画像協力】
KENZO
https://www.kenzo.com/

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