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高速・高信頼USBメモリ I・Oデータ「TB-BH2A」

アイ・オー・データ機器が7月に発売した「ToteBag TB-BH2A」シリーズは、高速書き込みが可能なWindows ReadyBoost対応モデルの一つである。

安蔵 靖志

執筆者:安蔵 靖志

デジタル・家電ガイド

USBメモリーは年を追うごとに大容量化が進んでいる。小容量で低価格なものから、大容量・高速で高価格なものまでさまざまだが、できるだけ大容量・高速かつコストパフォーマンスの高い製品を選びたい。

USBメモリーは「Windows ReadyBoost対応モデル」がお薦め

多くの製品が「高速」とうたっており、その見分け方は難しいようにも思えるが、最も分かりやすい高速USBメモリーの判別方法が「Windows ReadyBoost対応モデルを選ぶこと」だ。

Windows ReadyBoostとは、Windows Vistaやこの秋に発売される予定の新OS「Windows 7」の一機能のこと。HDDへのキャッシュを外部メモリーにも記録することで、読み込みの高速化を図る技術である。4Kバイトのデータ読み込みで2.5MB/秒、512Kバイトのデータ書き込みで1.75MB/秒という速度が必要となっており、それを達成したモデルだけ「Windows ReadyBoost対応」とうたえる。もちろんWindows ReadyBoost対応モデルでも速度の違いはあるが、対応モデルならある程度の速度が保証されているので、安心して利用できるというわけだ。

アイ・オー・データ機器が7月に発売した「ToteBag TB-BH2A」シリーズも、Windows ReadyBoost対応モデルの一つである。
アイ・オー・データ機器が2009年7月に発売した高速USBメモリー「ToteBag TB-BH2A」シリーズ

アイ・オー・データ機器が2009年7月に発売した高速USBメモリー「ToteBag TB-BH2A」シリーズ


デザインは高級感のあるアルミボディを採用。キャップレスではないが、取り外したキャップはメモリーの後ろに差せるようになっている。ラインアップは4GB、8GB、16GBで、カラーはブラック、ブルー、レッドの3色を用意。直販価格は4GBで2980円、8GBで4280円、16GBで7580円だ。

ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 2.2」で速度をテストしてみたところ、4KBのランダム読み込みで5.190MB/秒、512KBのランダム書き込みで2.355MB/秒という結果が出た。何度か試してみたが、どれも読み込み5MB/秒、書き込み2MB/秒前後で推移した。性能的には申し分ない数字と言えるだろう。
ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 2.2」の実行結果。なかなか高速な結果が出た

ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 2.2」の実行結果。なかなか高速な数字が出た


このシリーズより高速なモデルもあるが、TB-BH2Aシリーズの魅力はそのコストパフォーマンスと、製品情報ページからダウンロード利用できるソフトの多さだ。

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