Bluetoothキーボード
スマートフォンは、文字入力が、タッチ操作によるソフトキーボードを利用します。ソフトキーボードのメリットとしては、本体の厚みを薄くできるという点がありますが、キー入力スピードは、ハードキーボードの方がメリットがあります。スマートフォンで、短い文章を入力する分には、ソフトキーボードで十分ですが、長文を入力する場合は、ハードキーボードを使いたくなります。
「長文を入力するときは、ハードキーボードを使いたい」というニーズに最適なのが、Bluetoothキーボードです。折り畳み式で小さなサイズのものから、デスクトップパソコンで使用できる本格的なものまで、多種リリースされていますが、スマートフォンと連携する場合は、携帯性に優れている折り畳み式で、電池で動くタイプが良いでしょう。
この例では、Xperia Z Ultraと、リュードRBK-2100BTJで使用しています。入力速度も快適で、ノートパソコンに匹敵する速度で入力が可能です。ただし、キー印字と記号の入力でずれが生じるため、入力に慣れが必要です。
Bluetoothマウス
スマートフォンは、タッチ操作となっていますが、マウスを接続することで、マウスでも操作が可能になります。特に、Bluetoothキーボードを使用して、文字列のコピー&ペーストなどを多用する場合は、マウスを使用した方が便利です。
この例では、Xperia Z UltraとサンワサプライMA-BTLS21Wを連携してみました。ペアリング後、マウスカーソルが表示され、マウスによる操作が可能になります。マウスのホィール操作によるスクロールも可能です。
Bluetoothヘッドセット
スマートフォンを音楽プレーヤーとして活用するユーザーが多いと思います。その際に必須なのが、ヘッドフォンです。ヘッドフォンは、ワイヤレスで使用できるBluetoothヘッドセットが、モバイルシーンでは便利です。コードの絡まりの心配もなく、スマートフォンを操作しながら、音楽再生もしやすくなります。また、電話着信にて、音楽がじ通話がすぐに可能になります。
この例では、Xperia Z UltraとLGトーンHBS-700ワイヤレスBluetoothステレオヘッドセットを使用しています。ヘッドセット側で音量調整、曲送りなど操作ができます。
スマートウォッチ
スマートフォンの情報をプッシュできるスマートウォッチが各社から発売されています。電話、メール、Twitterなどの着信通知をBluetooth経由で取得できる仕組みを持っています。スマートフォンの画面を見ることなく、 着信の確認ができるため、スマートフォンのサブ画面的に活用できます。
この例では、Xperia Z UltraとソニーSmart Watch 2の連携例です。Smart Watch対応アプリをインストールすることで、TwitterやGmailなどと連携が可能になります。
デジタルカメラ
スマートフォンにはカメラ機能が内蔵されていますが、デジタルカメラと比較すると、機能的にはまだ及ばない点が多いため、本格的な写真を撮影する場合は、デジタルカメラを利用するユーザーが多くいます。デジタルカメラとスマートフォンを連携させることで、綺麗な写真をすぐにソーシャルネットワークなどで共有することが可能になります。
この例は、Xperia Z UltraとレンズスタイルカメラQX10の連携例です。NFC機能を利用して、カメラと簡単にペアリングを行うことができます。カメラで撮影した画像は、Wi-Fi経由で自動転送されます。
活動量計
一日の活動量(歩数、睡眠時間など)を記録できる活動量計が各社より発売されています。活動量計は、スマートフォン経由でクラウドにデータを送信して、健康管理のデータベースとして活用したり、ソーシャルで共有などで活用が可能です。
この例は、Xperia Z UltraとNTTドコモのムーヴバンドの連携例です。Bluetooth経由で、活動量を簡単に送信できます。
USBメモリドライブ
スマートフォンは、内蔵ストレージに加えて、microSDメモリカードを利用できる機種が多くリリースされています。さらに、USBホスト機能を搭載している機種は、USBメモリドライブを認識することが可能です。大量のデータをUSBメモリドライブに保存しているユーザーには便利な機能です。
この例は、Xperia Z Ultraとカード型のUSBメモリドライブを連携した例です。USBメモリドライブは、標準USBサイズのため、USBホスト機能を持つ変換アダプタ経由で接続しています。ファイル閲覧アプリにて、USBメモリドライブ内のファイルを操作できます。
以上のような周辺機器と連携することで、スマートフォンが本来の機能以上のポテンシャルを発揮することが可能です。使い方によっては、ノートパソコン以上に活用することも可能です。周辺機器の活用をお勧めします。