ゆる炭水化物ダイエット
従来の炭水化物抜きダイエットほどストイックではありません
著者のティモシー・フェリス自身も、かつては太りやすい体質で悩んでいて、様々なダイエット法やエクササイズに取り組んで研究を重ねていくうちこのダイエットに辿り着いたとのこと。
そんなティモシー・フェリスが独自に作り上げた「ゆる炭水化物ダイエット」のルールは以下のようなもの。
・脂肪分の少ないタンパク質、豆類、野菜を摂る
・砂糖やミルクを入れない紅茶やコーヒー、1日1杯の赤ワインはOK
・デンプン質の多い食品を避ける
・甘いものを避ける
・発酵食品を避ける
・カッテージチーズを除く乳製品は避ける
・週に1日だけ、好きなものを飲食してもOK
・ダイエット効果をアップしたい場合は、週に2~3回エクササイズをする
<食べて良いもの>
卵、 肉(牛肉、豚肉、鶏肉)、オーガニック・ベーコン、オーガニック・ソーセージ、魚介類、豆、野菜(芋類を除く)、オイル(オリーブ・オイル、マカデミア・ナッツ・オイル、グレープシード・オイル)、カッテージチーズ、玄米、ホットソース、マスタード、スパイス、ハーブ、糖分を含まないココア、バニラ・エッセンス、 クリームや砂糖を含まないドレッシング
<避けるもの>
牛乳、チーズ、ヨーグルト、大豆製品(豆乳、豆腐等)、フルーツ全般(アボカドとトマトを除く)、 イモ類、パン、白米、穀類、オートミール、糖分を含むソースやドレッシング、蜂蜜、メイプルシロップ、果糖、揚げ物、とうもろこし
<その他ルール>
・起床から30分以内に、朝食を取る
・3食の食事で必ずたんぱく質を摂取すること
・カロリー計算は必要ないものの、食べ過ぎになるまで食べない
・3食の食事は、4時間の間隔を置くようにする
・水を1日2リットル以上飲むように心掛ける
・カフェインを取り過ぎない
・夕食後は物を食べないようにする
・ 週に1日だけ食べたい物を食べる日を作る
*ただし女性の場合は1日中ではなく、1回の夕食だけにした方が賢明)
・女性は生理前や生理中に体重を測らないようにする
・塩分を取り過ぎない
『ゆる断食ダイエット』に比べると、大豆製品や発酵食品がNGというのが辛い点。ただし、元々和食より洋食が好きという方にとっては、カロリーを制限することなく肉や卵が食べられるのは嬉しいかもしれません。また、全く炭水化物がNGというわけではなく、玄米であれば食べてもOKという点など従来の「炭水化物抜きダイエット」とは異なる点です。
従来の「炭水化物抜きダイエット」に比べれば実践しやすく、週に1日は好きなものを食べられるという点もストレスなく続けることができるかもしれません。