アイルランドへのアクセス(2ページ目)

日本でのちょっとした確認で乗り換えが楽になる！

まず日本出発の際に、空港でチケットを発券してもらうとき、日本－経由地、経由地－アイルランド（ダブリン）のチケットの両方を発行してもらうようにすること。まれに現地でカウンターを見つけて経由地からのチケットはそこで発行してくださいと言われることがありますが、見知らぬ空港で指定の航空会社のカウンターを探すのはなかなか大変……。日本－経由地、経由地－アイルランド（ダブリン）の航空会社が違うとしても、同じグループの航空会社の便であればたいがい一度に発行してくれることがほとんどです。できるだけお願いして発行してもらうようにしましょう。

荷物もまた同様です。経由地で一度受け取るなんてことにならないように、しっかり確認を。手配してもらった後も荷物の引き取りタグを再度確認し、最終目的地がダブリンになっているかどうかのチェックを忘れずに。

日本出国時から重要なポイントだけしっかり確認しておけば心配事が減り、後の乗り換えをスムーズにしてくれることでしょう。

イギリスで乗り換える場合の注意点

アイルランドへアクセスする際に経由地の選択肢はいろいろあるとはいえ、ロンドン乗り換えで来る人が圧倒的に多いです。個人的には東京－ロンドン間を結ぶバージンアトランティック航空は少しお値段は高めですが、食事の内容やアメニティも充実で、旅へのワクワク感を高めてくれるのでおすすめの航空会社です。とはいってもヒースローのターミナル数が多いことや、アイルランドへの乗り換え審査があることなども含め、ロンドンでの乗り換えはやはり難易度は高め。ここでは簡単にその流れを説明します。

まずロンドン到着前に航空券をチェックするなどし、ヒースローのどのターミナルに到着するかを事前に確認しておきます。ロンドン到着後は乗る予定のアイルランド行きの便をモニターでチェック。

ターミナルの移動が必要な場合、「Fright Connection Terminal◯（ここにはターミナルナンバーが入ります）」のサインを探し、そのサインに沿って進み、シャトルバスでターミナル間を移動します。

ターミナルの移動後は再び危険物・液体類などのセキュリティチェックがあります。そして、その後行われるのがアイルランド入国に際した乗り換え審査。ここでは簡単に旅の目的などを聞かれることと思います。また、パスポートと機内でもらったイギリスの入国カードが必要になりますので、これも機内で完成させておいた方がベター。カードを持っていなければ、審査の場所にカードがありますのでこちらで記入をしてください。

審査をパスした後は、登場ゲートの場所を確認。ゲードが開くまではショッピングを楽しめます。

2カ国旅したような気になる経由便でのアイルランド入り。乗り換え自体も時間に余裕をもっておこなえば、意外にスムーズに進むものです。事前にしっかり確認できる所は確認し、リラックスした空の旅からアイルランド旅行をはじめてみてはいかがでしょう。