りんどうの種類……プリザーブドフラワー加工をする!
漢字で「竜胆」と書いてりんどうと読みます。野生に自生するリンドウの濃い青紫の花の色は秋空に映え、花の形の可愛らしさと共に秋の代表として私たち日本人に親しまれている野草です。切花としても品種改良が進み、この時期には街中のお花屋さんや色々なところで見かける事が出来ます。数多くの品種が改良されて、色も白やピンク等バリエーションも豊富になっています。りんどうには花が開花するタイプと、つぼみのまま開花しないタイプがあります。
切花のりんどうは日本に昔から自生していた「エゾリンドウ群」と「ササリンドウ群」を交配したものです。花が「咲くリンドウ」と「咲かないリンドウ」は、この2種類の品種の違いに影響を受けているそうです。園芸品種の可愛く咲いている鉢物のりんどうも最近売られています。
りんどうを切り分けます
1.一枝に何輪も花がついています。 2.今回は一本の長いままでアレンジに使用しないのでお花のついている節事に切り分けます。茎の部分が長くなるように、切りましょう。 3.より自然なりんどうのプリザーブドフラワーに仕上げる為にお花と葉っぱを別々に加工する為に 花を軽くつまんで、ねじりながらお花をガクの部分から外すとスポン!と抜けます。 4.茎から離した花の部分です。 5.花を切り離した茎です。花の入っていたところが空洞になっています。ここにプリザーブド加工した花を挿して戻します。 6.つまんで、ひねって、外して、つまんで、ひねって、外して……と、こんなに沢山すると、上手に出来るようになりました。脱水液と容器を準備します
1.脱水液とりんどうがゆっくり入る容器を用意します。今回はお花と茎を別々に加工するのでたっぷりと入る容器を保存液に使用するものも入れて4個用意して下さい。 2.脱水液を入れます。脱水液に入れます
1.花と葉っぱと別々の容器で脱水をします。今回の様に沢山でなければ、脱水は花と茎を一緒にしても問題はありません。 2.今回の様に沢山でなければ、脱水は花と茎を一緒にしても問題はありません。 3.それぞれ脱水後1時間経ちました。しっかりと脱水したいので8時間以上は浸けておきましょう。 4.茎や葉っぱの部分の葉緑素が溶け出して脱水液が早くも黄色くなってきています。この後は脱水液に8時間以上(長く浸けておいて失敗することはありません)浸けた後、保存液に移し替えて仕上げます。
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