子育て/プラス思考の子を育てるコツ

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その13

ママのポジティブ改革は、マイナス思考の存在を知ることからはじまります。なぜなら、私達の悩みの多くは、しつこいマイナス思考が足を引っ張っているケースがほとんどだからです。「子どもにマネしてほしくないマイナス思考」シリーズでは、子どもに伝わりやすい13のマイナス思考を1つずつクローズアップ。読んでみて、「当てはまるかも」と思ったら、子ども達に伝わる前に、ポジティブ化してしまいましょう!

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

「どうせ」が口ぐせ 『雪だるま式思考』

こんな可愛い雪だるまならいいけれど……

こんな可愛い雪だるまならいいけれど……

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その13は、『雪だるま式思考』です。

なにか嫌なことがあったとき、
「世の中はすべてこれだ」
「いつも決まってこうだ」
「うまくいったためしがない」
のように、悪い出来事を雪だるま式に膨らませ、常にそうであるかのように考えてしまうことを指します。

例えば、

新しい転勤先で、
「前の場所で人間関係で悩んだのだから、ここでだってうまくいくはずがない」

あるパートの面接で落ちてしまうと、
「どうせ私は、どこを受けたって受かるわけがないのよ」

などです。

このように、1回の出来事を、「いつでも」「どこでも」と広げて解釈してしまうと、人は、いやなことが繰り返し起こっているような錯覚に陥り、結果的に、気分がふさぎこんでしまうことに!いったんテンションが下がってしまうと、それ以外のことまで暗く見えてきて、あっという間に負のスパイラルに突入してしまうので、はじめの段階で「広げない努力」をすることがポイントです。

>>次ページは、ママのポジティブ改革:「脱・雪だるま式思考」です。


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