子育て/プラス思考の子を育てるコツ

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その10

ママのポジティブ改革は、マイナス思考の存在を知ることからはじまります。なぜなら、私達の悩みの多くは、しつこいマイナス思考が足を引っ張っているケースがほとんどだからです。「子どもにマネしてほしくないマイナス思考」シリーズでは、子どもに伝わりやすい13のマイナス思考を1つずつクローズアップ。読んでみて、「当てはまるかも」と思ったら、子ども達に伝わる前に、ポジティブ化してしまいましょう!

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

悪いことは自分のせい 『自分のせい思考』

自分だけが悪い、と責め過ぎないで!

自分だけが悪い、と責め過ぎないで!

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その10は、『自分のせい思考』です。

これは、『人のせい思考』の逆バージョン。相手の否定的な態度、身の回りで起こった問題の原因を、「すべて自分のせいだ」と思いこんでしまうことを指します。

例えば、

団体競技の試合で負け、一緒にプレイしたメンバーがガッカリしているのを見て、「この試合で負けたのは私のせい。みんなが私のことを責めている……」

担任に、子どものことで何か言われたとき、
「私の育て方のせいだ」

などです。このように、100%自分だけのせいとは言い切れないことまでも、自分が主原因であるように感じてしまうのです。それにより、気分は落ち込み、自信も低下……と負のスパイラルもはじまってしまいます。

一般的に、何か悪いことが起こるとき、たった1つの原因でそれが引き起こされるということはまずありません。原因はいくつかあり、それが重なることで起こるもの。

上のスポーツの例のような状況で、もしお子さんが「何もかもボクのせいだ」「すべて私が悪いの」と言ってきたら、ショックですよね。お子さんにこれを伝えないためにも、過度な「自分のせい思考」から脱することが大切です。

>>次ページは、ママのポジティブ改革:「脱・自分のせい思考」です。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます