子育て/プラス思考の子を育てるコツ

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その5

ママのポジティブ改革は、マイナス思考の存在を知ることからはじまります。なぜなら、私達の悩みの多くは、しつこいマイナス思考が足を引っ張っているケースがほとんどだからです。「子どもにマネしてほしくないマイナス思考」シリーズでは、子どもに伝わりやすい13のマイナス思考を1つずつクローズアップ。読んでみて、「当てはまるかも」と思ったら、子ども達に伝わる前に、ポジティブ化してしまいましょう!

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

この先も悪いことが続くはず
『運命の先読み思考』

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その5は、「運命の先読み思考」です。未来を悪い方へと予言してしまう考えグセを指します。

「この先、どうなるかな?」を考えるのは、誰もがやっていること。それ自体は、未来志向なので、とてもポジティブです。しかし、それが否定的な内容になってしまうと、問題になってきてしまいます。
赤信号はただのタイミング!

赤信号はただのタイミング!


例えば、
  • 「今朝は、赤信号に引っかかってばかり! これは悪い予感がする。あ~、今日もらう検査結果が良くないのかも……」
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  • 「今朝はなんてひどいスタートなの! これはきっと、今日1日が最悪っていう兆しよ」
  •  
  • 「こんなに取り乱してしまった……。こんな調子では、この先、何もかもうまくいくはずがないわ」
などです。このように、事態は確実に悪くなっていくと決めつけてしまうのです。

数あるマイナス思考の中でも、子ども達に影響を与えやすいのが、この「運命の先読み思考」。ママが、いつも、
  • 「これはきっと、今日1日が最悪っていう兆し」
  • 「こんな調子では、この先、何もかもうまくいくはずがない」
と悲観的に未来を語ってしまっては、子ども達にも、「どうせつまらないし……」と先行きを暗く予測するクセがついてしまいます。

>>次ページは、ママのポジティブ改革:「脱・運命の先読み思考」です。

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