ビューティティップス/20代から始める妊活

20代から始める妊娠しやすい身体づくり

既婚・未婚を問わず、将来的には子どもを持ちたいと考えているのであれば、20代からスムーズに妊娠に至るための健康管理が重要です。妊娠しやすい身体を作ることが、意識せずとも妊活につながり、その結果欲しいタイミングで授かる可能性が高くなります。

中野 あおい

執筆者:中野 あおい

ビューティティップスガイド

35歳を機に子宮や卵巣の働きが低下

最近のアラフォー女性は、外見は20代に見える人も少なくないほど若くてキレイな方が増えてきています。だからつい出産のタイムリミットも伸びたような気がするかもしれませんが、体の中、特に子宮や卵巣は確実に老化していきます。

女性ホルモンと子宮や卵巣の働きは、35歳から低下し、40代になると急激に下降し始めます。卵子の数は20代に20~30万個だったものが、30代後半から減少速度が速まり、40代に入ると数千個に。卵巣年齢の目安ともなる抗ミュラー管ホルモン(AMH)の値は、40代では20代の10分の1以下に。 排卵や妊娠に欠かせないエストロゲン値も、35歳を境に減少し続けます。
妊娠・出産にもタイムリミットがあることを知ろう

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妊娠しやすい身体作り=20代から始める妊活

最近では、出産をめぐる医療も発達して、高齢での妊娠出産の可能性は広がりました。しかし、身体本来の機能はこのように年齢を重ねるほど、妊娠力も下がってくると言わざるを得ません。そのため既婚・未婚を問わず、将来的には子どもを持ちたいと考えているのであれば、20代からスムーズに妊娠に至るための健康管理が重要です。妊娠しやすい身体を作ることが、意識せずとも妊活につながり、その結果欲しいタイミングで授かる可能性が高くなります。
いつ欲しい?ライフプランを今から話し合うことが大切

いつ欲しい?ライフプランを今から話し合うことが大切


●基礎体温をつける
まずは生理がきちんと周期的にあり、排卵日があるかどうかをチェックしましょう。基礎体温をつけることで、排卵が来ているかどうかが分かります。今から基礎体温をはかる習慣をつけておくと、いざ妊娠したいと思った時にタイミングが分かるメリットもあります。

●冷えを防ぎ血行を良くする
血液の循環が悪いと、起こりやすくなるのが「冷え」。冷えが原因で不妊の原因となりえる病気(子宮筋腫、排卵障害、生理前症候群、卵巣嚢腫、子宮内膜症など)を防ぐためにも、半身浴をしたり、冷たい飲み物を控えるなど冷えを改善しましょう。

●バランスのとれた食生活
食生活が乱れていては、妊娠しやすい身体どころか、健康な身体をつくる事さえ出来ません。「食生活の乱れ=妊娠力の低下」とさえ言えるほど、重要なことです。炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維、タンパク質、カルシウムなどをバランスよく摂取しましょう。

●良質な睡眠
睡眠中に70%が分泌されると言われる成長ホルモンは、妊娠に不可欠な女性ホルモンの分泌を調整する働きを持っています。良質の睡眠を得るためには、22時~2時の間の睡眠を得ることが大切です。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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