シドニー国際空港 入国から出国まで(3ページ目)

出国時に利用できるサービスと施設

シドニーでの滞在も終わり、いざ帰国の途へ。空港には通常出発の2時間前には到着するように余裕を持って向かいましょう。出国ターミナルは2階で、各航空会社のチェックインカウンターが並んでいます。電子掲示板には出発便の一覧が表示されているので、ご自身が搭乗する飛行機のチェックインカウンター番号を確認して並びましょう。

搭乗手続きの際にはパスポートと航空券（Eチケット）を見せます。チェックインが終わると搭乗券を渡されます。ビジネスクラスへの搭乗や各航空会社のメンバーの種類によっては先に説明したExpress Passをもらうことができます。航空会社によってサービスが異なりますので確認が必要です。このExpress Passを持っている方は通常の出国ゲートとは別に専用の出国ゲートが設けられています。Express Pathという表示がありますのでそちらから入ってください。セキュリティチェックや出国審査も優先に受けることができます。

出国ターミナル階には郵便局もあります。日本に郵送したいという時は、こちらから送ることも可能です。郵便局は郵便を送るだけでなく、お土産探しの意外な穴場。定番のポストカードや文具や小物なども販売されているので立ち寄ってみるのもオススメ。

乗り物酔いしそうな方は郵便局横にドラッグストアもあり、薬類の他各種トラベルグッズも販売されています。自分へのお土産として、長時間のフライトに心地よさそうなオーストラリアらしい柄のネックピローなどはいかがでしょうか。
時間にゆとりがある方はオブザベーションデッキ（展望台）に行ってみるのもいいかも。出発階の端、チェックインカウンターAB付近にあり、Terraceというレストランの奥からもつながっています。

Express Passを持っている方以外は通常の出国ゲートから出国審査場へ向かいます。セキュリティ上、一定の容量以外の液体物は持ち込みできませんので水のボトルやジュースを持っている人はゲート手間のゴミ箱に捨てます。

SmartGateによる自動出国審査の方法

出国はePassportの人であろうがなかろうが、年齢も関係なくすべての人が自動化システムSmartGateでの審査になります。それにより、従来必要だった緑色の出国カードの記入は2017年7月1日より不要になりました。

■SmartGateによる自動出国審査の方法

1. パスポートの顔写真ページを開き、SmartGateの機械に挿入します。
2. スキャナーがパスポートデータを読み込んだらパスポートが戻ってきます。
3. SmartGateに進みます。入国時同様カメラによる顔認識が行われます。
4. 顔認識が完了するとゲートが開き、出国審査が完了します。

プロセスのどこかでうまく進まなかった場合は、従来ながらの係官との対面出国審査になります。

出国時のSmartGateに関する詳しい情報は移民局のページDepartures SmartGateでご確認ください。