3/3 二世帯リフォーム完全分離VS.部分同居を徹底比較 [住宅リフォーム] All About

二世帯リフォーム完全分離VS.部分同居を徹底比較(3ページ目)

二世帯リフォームは、共用部分を増やすほど費用が安く済みますが、生活が気づまりになってしまうことも。お隣さん感覚の完全分離から、半分一緒に暮らす部分同居、昔ながらの大家族スタイルまで、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

完全同居への二世帯リフォーム-メリットは手助けしやすく費用が安い

完全同居スタイルは、寝室のプライバシーを守る工夫が大事。

二世帯住宅の完全同居スタイルとは、プライベートルーム以外を全て共用スペースとして、二世帯がひと家族として暮らす間取りのこと。

メリットは、既存の家に少し手を加えるだけで二世帯住宅にできるため、リフォーム費用が一番安く抑えられます。また親世帯と子世帯の交流を頻繁に図ることができ、家事や孫育て、介護など、お互いの生活の手助けがしやすいスタイルです。

デメリットは摩擦が起きやすくプライバシーが守りにくい

完全同居スタイルへのリフォームのデメリットは、今まで他人だった同士が一緒の家族として暮らしていくわけですから、助け合いがしやすい代わりに、摩擦も起きやすいスタイルでもあることです。それぞれのプライバシーを守ることが難しいので、お互いが我慢して暮らす可能性もあります。

完全同居への二世帯リフォーム-もう1部屋で

完全同居の成功のポイントは、それぞれの世帯のプライバシーを守ることができるスペースを作っておくことにあります。誰もがどこの部屋にも入れるという状態は好ましくありません。まずは寝室のプライバシーを守る配慮をしておきましょう。また、寝室以外にもう1部屋、小さくてもいいのでそれぞれの世帯専用のミニリビングを作っておくとお互いが快適に暮らせます。