「年齢と共に太りやすくなる」は本当!
以前と同じような食生活のはずなのに、なぜか最近太ってきた…。太りやすくなった最大の原因は、基礎代謝の低下です。通常、基礎代謝は加齢とともに低下してしまいます。18歳のころの基礎代謝を基準とすると、単純計算で女性は0.3kgの脂肪が1年で増えることに! だから運動をする習慣が無いまま、若い頃と同じような食生活を送っていたのでは、年々少しずつ余ったエネルギーが脂肪になって蓄積しまうという訳です。
少しずつ増えていく体重にストップ!
以上のように、アラサー女性には太りやすくなるリスクが山積み。「以前は少し食事を減らしたらすぐに体重が減ったから大丈夫!」はもう通用しません。「MICO世代のダイエット」は、若い頃との違いを受け入れることから始まると言えるでしょう。
30代を過ぎると気になるお腹のたるみ
30代までは太ももやお尻などの下半身に脂肪が多くつき、逆に腕やお腹などの上半身は比較的脂肪が少なめです。しかし年齢を重ねるにつれて、だんだんとお腹ポッコリ体型に…。若い頃と同じだけ体重が増えたとしても、年を重ねるごとにお腹周りを中心に脂肪がついてしまいます。30歳を過ぎると下半身が太りやすくなる
これは老化による筋肉の衰えに加え、女性ホルモンの分泌の低下により、脂肪のつく場所がお腹を中心とした上半身に変わってしまうから。このように、30代を過ぎるころからボディラインに変化が現れ、メリハリのない“老け体型”になってしまいます。
良質な睡眠で基礎代謝をアップ!
ただ年齢を重ねるだけではどんどん体型が崩れてしまうので、少しでも基礎代謝をアップさせることが大切です。基礎代謝を上げると言うとハードな運動を想像しがちですが、実は良質な睡眠(特に22:00~02:00が大切)を取るだけでも変わってきます。睡眠中には、成長ホルモンが分泌されたりタンパク質が合成されたりしています。良質な睡眠が取ると良質な筋肉が作られ、その結果、基礎代謝もアップしてダイエット効果にもプラスに。適度な運動、適切な食事制限に、良質の睡眠をプラスして加齢に負けない身体作りを始めましょう。