スウェーデン/ストックホルムの観光

ストックホルムの市庁舎と旧市街を1日で満喫しよう(3ページ目)

ストックホルムのシンボル、市庁舎は、ノーベル賞の晩餐会が行われる場所として大変有名です。この市庁舎と中世の香り漂う旧市街を1日で楽しめるコースをご紹介します。

サリネン れい子

執筆者:サリネン れい子

スウェーデンガイド


中世の面影いっぱいの旧市街

さあ、いよいよ旧市街です。スウェーデン語で旧市街は「ガムラスタン」と呼ばれます。その昔ストックホルムはこの旧市街が町の中心地でした。そんな昔を感じさせる大変趣のある街です。

ストックホルムの王宮

ストックホルムの王宮

旧市街に入り、まず目に付くのがこちらの建物、王宮(Slottet、スロッテット)です。スウェーデンの国旗が上がっているときは、王様が滞在されている印です。この王宮では、夏の間は毎日、冬の間は週末に衛兵の交代式が見られます。時間をツーリストセンターで確認し、交代式を見るのも楽しいと思います。冬は かなり冷えますので、温かい格好をして見てくださいね。王宮の中は一部が見学可能となっています。隣り合わせで建っているのが、大聖堂(Storkyrkan、ストールシリカン) です。この教会で は、皇太女ビクトリア王女の結婚式が行われました。

旧市街のカフェでオープンサンドイッチを

サンドイッチ

エビいっぱいのオープンサンドイッチ

たくさん歩いて、そろそろお腹がすいてきたころかと思います。旧市街の中には、たくさんのレストランやカフェがあります。スウェーデン料理を出しているレストランで伝統料理を食べるのもよし、カフェでサンドイッチを食べるのもよし。夏場ならば、広場の周りにぐるっとあるオープンカフェでこんなエビのオープンサンドイッチとカプチーノというのもいいのではないでしょうか。


 
イーリス

旧市街のお土産屋さん、イーリス

お腹も満たされ、少し休憩もできたところで、旧市街にたくさんあるお土産物屋さんを回っていきましょう。メインストリートはいつもたくさんの観光客でにぎわっています。そんな雰囲気を味わいながら、気になったお店を1軒1軒覗きながら、気に入ったものを探すのは、旅の楽しみのひとつですよね。旧市街の中でもおすすめなのが、イーリス(Iris)です。スウェーデン選りすぐりの雑貨やブランケットなどが所狭しと並んでいます。このほかにもダーラへストと呼ばれるスウェーデン伝統の馬の置物など、見ているだけで楽しいものがたくさん見つかると思います。

<DATA>
■イーリス(Iris)
住所:Västerlånggatan 24 11129 Stockholm
電話番号:+46(0)8-698 0973
営業時間:月曜日~金曜日 10時~18時、土曜日 11時~16時、日曜日12時~16時
アクセス:地下鉄ガムラスタン(Gamla Stan)駅から徒歩約5分
ホームページ:お店のホームページ

ノーベル美術館

旧市街の大広場にあるノーベル美術館

旧市街のお店を見ながらぐると回り、旧市街の大広場(Stortorget、ストールトーリエット)を目指していきましょう。広場は先ほどの大教会のそばです。広場の中央にどーんとそびえたつのは、ノーベル博物館(Nobelmuseet、ノーベルミュジウム)です。今日の締めくくりに博物館でノーベルとノーベル賞の歴史について知識を深め、歴代の日本のノーベル賞受賞者たちが買って帰ったというノーベル賞の 形をしたチョコレートを1つ記念に買って帰るのもよいのではないでしょうか。


※上記データは記事公開時点のものです。

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