わが家の家計戦略！ 「働くなでしこ」大作戦！

【記事のＩＮＤＥＸ】
国家戦略になった「働くなでしこ」大作戦とは？……1Ｐ目
30代以降の女性を悩ませる無償労働3Ｃ……2Ｐ目
今からできる！ わが家の「働くなでしこ」大作戦！ ……3Ｐ目

国家戦略になった「働くなでしこ」大作戦とは？

最近、テレビや雑誌などで、「働く女性が日本経済を活性化できる!?」といったテーマをよく見かけるようになりました。少子化の影響で、労働力人口が減少し、経済の規模縮小が懸念されています。また、経営が厳しい企業も多く、男性の収入も右肩上がりではなくなりました。収入が増えるどころか雇用自体も不安定、という世の中ですが、女性が育児等をしながらでも働くことができたら、企業にとっても、労働者自身にとってもプラスになり、その結果、日本の経済全体も活性化するだろう、といわれています。

2012年10月にＩＭＦ（国際通貨基金）総会が東京で開催され、IMF専務理事のクリスティーヌ・ラガルド氏から「日本は、女性がもっと活かされる社会になれば、経済も活性化する。もっと女性が働ける環境を整えるべき。」といった内容の緊急提言が発表されました。
●ＩＭＦのＨＰから、専務理事のクリスティーヌ・ラガルド氏緊急提言「女性は日本を（そしてアジアも）救えるか？」(英語）と日本語に要約されたレポート「女性は日本を（そしてアジアも）救えるか？」を見ることができます。

政府としても、以前から国家レベルで対策を取らなければならないと考えていて、イクメンプロジェクトなどを展開してきていますが、さらに、女性の活躍促進を日本再生の柱とすべく、2012年、女性の活躍による経済活性化～「働くなでしこ」大作戦～が開始されました。
●国家戦略　日本再生戦略　女性の活躍による経済活性化～「働くなでしこ」大作戦～

保育園等の整備や企業・個人の意識改革など、まだまだ課題はたくさんありますが、少しずつ対策が取られ始めていることは間違いありません。

＞＞30代以降の女性を悩ませる無償労働3Ｃ