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韓国ソウルの新しい観光スポット 清渓川の夜景(2ページ目)

ソウル市庁舎の近くから東大門付近までソウル市内を流れる清渓川(チョンゲチョン)沿岸の夜景をご紹介します。清渓川は繁華街にも面しており、夜も比較的安心して歩けます。川に架かる橋は22橋あるそうで、中には桁下に広いギャラリーがある橋もありました。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

橋の下のギャラリー 

橋の照明例

写真5.橋の桁下が明るく照明されている

ところで、照明器具の防水性は、おもに以下の4つに分けられます。

・防滴型:軒下などで直接雨がかからない場所で使用可能
・防雨型:直接雨がかかっても浸水しなければ使用可能
・防湿型:浴室などの湿気がある場所で使用可能
・水中照明:一般的には水中のみで使用可能。LEDタイプの中には水中と水中外でも使用可能なタイプもある。

橋の照明例

写真6.橋ごとに照明が工夫されている

屋外照明や水のかかる場所では、設置状況に合わせてどのような防水器具を選ぶのか検討が必要ですが、水中照明以外のタイプは、いずれも浸水した状態が続く場合での使用は日本でも特注で防浸加工する必要があります。

さて、橋の桁下は、一般的には、昼間でも薄暗くてあまり通りたい場所ではありませんが、ここではその不安感をなくすためか、より明るく照明されている印象でした。(写真5)

橋の照明例

写真7.不安感を感じない明るい桁下

また橋ごとに素材やそれを照明する手法にも工夫があり、歩くだけでもその変化を楽しむことが出来ます。(写真6.7)

中には写真8のように広い空間を利用したギャラリーのようなスペースもありました。私たちが訪れた時間の22時過ぎでも多くのソウル市民が、川岸に座っておしゃべりしたり、思い思いに過ごしている光景は、ソウル市民に愛されている清渓川再生の成功を物語っています。
橋の下のギャラリー

写真8.橋の下のギャラリー

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