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世界が注目!日本の家具 天童木工編(2ページ目)

柳宗理氏のバタフライスツールをはじめ多数の有名デザイナーとコラボした名作椅子が世界各地の美術館に収蔵されている天童木工。その魅力をご紹介します。

執筆者:鈴木 理恵子


ジャパニーズモダンの名作家具 

1950年代以降のミッドセンチュリーと呼ばれる時代に天童木工は「商工省工芸指導所」の紹介で、さまざまなデザイナーと出会います。その中から、いくつもの名作家具が生まれ、今なお、ロングセラーとして人気があります。天童木工のクラシックシリーズです。
世界が注目 日本の家具

柳宗理デザインのバタフライスツール。蝶の羽のようなデザインだが、急角度の部分は、作成が難しく職人の努力のたまもの。(画像:天童木工)

中でも、高い人気を誇るのが柳宗理氏のバタフライスツール。ニューヨーク近代美術館、パリ・ルーブル美術館の収蔵品にも選ばれ、日本を代表する傑作家具です。蝶の羽のようなデザインが特徴で、シンプルで洗練されたフォルムは、今のモダンな住宅でもしっくりと馴染みます。

実はこの椅子、製作図面はなく、柳氏からプラスチックの模型を渡され、この形を実現してくれと頼まれたもの。その模型から、天童木工は図面を起こし、幾度と試作を重ねたそう。このスツールの最大の難関は、座面と脚の部分の急カーブ。木材をこんなにきつい角度で曲げるのは、いくら自由度の高い成形合板でも至難の業なのです。職人たちの研究心とたゆまない努力によって、ようやく実現したデザインと言えるでしょう。

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