トヨタ

更新日:2012年01月29日

アルファード/ヴェルファイアハイブリッドを選ぶ理由

昨年11月末から発売されたアルファード/ヴェルファイアのハイブリッドモデル。待望の追加設定だから待ちに待った人もいるはず。年をまたいでしまったがようやく試乗できたので、インプレをお届けしながら、ハイブリッド仕様の意義を考えたい。

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アルファード/ヴェルファイアのハイブリッドの意義

アルファードハイブリッド

写真はアルファードハイブリッドの「SR Cパッケージ」。アルファード/ヴェルファイアハイブリッドの価格は、395万~565万円


初代アルファードに設定されていたハイブリッド仕様だが、昨年11月、現行アルファード/ヴェルファイア、略して「アル/ヴェル」にも追加発売された。先代ユーザーを筆頭とする市場からの高いニーズに応えた格好。

ハイブリッドは2.4Lのガソリン車よりも95万円高、3.5LのV6エンジンを積む「3.5Z」と比べても22万円高と決して安くはない。装備の違いもあるから単純比較は難しいが、95万円差を燃費だけで元を取るのは相当長距離を走らないと困難だろう。なお、ハイブリッド仕様のJC08モード燃費は最高で17.0km/L、2.4Lのガソリン仕様は同10.8km/L。

ハイブリッドモデルの走りは?

ヴェルファイアハイブリッド

写真はヴェルファイアハイブリッドの「V」。なおボディサイズは全長4870×全幅1830×全高1905mmで、ガソリン仕様よりも若干全高が高いだけ


ようやく試乗できたアル/ヴェルのハイブリッドモデルだが、たとえばハリアーハイブリッドのようなパワー追求型ではなかった。加速フィーリングはあくまでジェントルで、粛々と速度を上げていく印象だ。V6モデルのように痛快な加速感は味わえないが、「エコモード」をオフにすれば高速道路でも追い越し車線を容易にリードできる。車重は2.4Lのガソリン仕様よりも200kgほど重くなっているが、2モーターによるアシストのおかげで上質な加速フィールを得られているのは美点だ。

バッテリーの残量があれば、スタートはモーターのみでスルスルと滑り出すからとにかく静か。そこから踏み込んでいくとエンジンが始動し、エンジンとモーターで加速していく。住宅街などでゆっくり走る際にはモーターのみの走行になる場合もある。あるいは、EVモードスイッチを押せばバッテリー残量によってはEV走行が可能。

もちろんアクセルを踏み込めばエンジンが始動するし、速度が高くなるがEVモードは解除される。ボディが重いため、EV走行モード、つまり距離や速度はプリウスなどよりも短く、低いが、早朝や深夜にエンジン音で近所迷惑は避けたいというニーズにはある程度応えてくれるだろう。

次ページは、ハイブリッドモデルの意義を考える
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