年齢を重ねるごとに、肌は敏感になる!?
大人の敏感肌が増えている?
「エイジングケアしたいのに、自分に合う化粧品がなかなか見つからない」
そんな風に感じている人は多いのではないでしょうか?
資生堂が行った敏感肌意識調査によると、40代・50代の敏感肌意識を持つ女性は年々増加傾向にあるそう。「30代半ばを過ぎて肌の変化を感じ、乾燥しやすく敏感になった」というように、年齢を重ねるごとに肌変化を感じる女性の割合が多いことも明らかに!
そんな女性たちのニーズを反映し、このところ敏感肌の人でも積極的にエイジングケアができるスキンケアラインが続々と誕生しています。
そこで今回は、敏感肌が肌トラブルを引き起こすメカニズムや見た目年齢に与える影響、そしてガイドおすすめのスキンケアラインをご紹介します!
11歳もの開きが!? 見た目年齢をも老けさせる敏感肌
敏感肌とは、肌が本来持っている機能が正常に働かず不安定な状態で、さまざまな刺激に負けてしまう肌のこと。肌を保護するバリア機能が低下しているため、ちょっとした刺激にも過敏に反応してしまいます。さらに、バリア機能が低下した部分からは水分が蒸発しやすいため、肌の乾燥がさらに進行してしまうのです。敏感肌と一口にいっても、それによって起こる肌トラブルの症状はさまざま。洗顔後の肌の突っ張り感、かぶれやかゆみ、ピリピリ感などのほか、キメの乱れにもつながります。肌のキメが整っていないと、手触りがゴワつくだけでなく、肌色がくすんで見えることも。また、肌の乾燥が進むとシワが目立つ原因にもなります。
【敏感肌によって引き起こされる肌トラブル】
・シワ
バリア機能の低下によって角質層の水分が逃げていくと、肌のハリ・弾力が失われ、シワがどんどん深くなる可能性もあります。
・ニキビ
肌が生まれ変わるターンオーバーの周期が乱れることで、ニキビができやすくなったり、治りにくくなったという人も。
・肌のゴワつき、くすみ
古い角質がきちんとはがれずに肌表面にずっと居座っていると、皮がめくれて粉をふいたような状態になったり、肌のゴワつきやくすみの原因にもなります。
しかしいったん肌が敏感傾向になると、さらなるトラブルを恐れて積極的なケアができなくなり、その結果さらにダメージが深まるという悪循環に陥りがちです。このような不調のスパイラルは、どうやって断ち切ったらよいのでしょうか?
そのためには何よりもまず、徹底した保湿が不可欠。マイルドな洗顔料でやさしく汚れを落とし、化粧水で肌細胞をふっくら潤して、油分を含む乳液やクリームでフタをする。こうした基本のケアをしっかり行うことで肌内部の水分が蒸発するのを防ぎ、肌を外的刺激から保護する効果も期待できます。
そこで重要になるのが、化粧品選び。敏感に傾いた肌に刺激を与えずにしっかり保湿を行えるよう、“効果”と“やさしさ”を両立させたスキンケアアイテムを選びたいものです。
幸いにも、このところ大人の敏感肌向けのエイジングケアラインが次々とデビューしており、選択の幅が広がっています。次のページでは、ガイドおすすめのスキンケアラインをご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。