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「気がついたらやっておく」ができない理由(2ページ目)

ちょっとした片づけを、「気づいたときにやっておきましょう」というけれど、これがなぜだかむずかしい。なぜでしょう?

金子 由紀子

執筆者:金子 由紀子

シンプルライフガイド

「小さな気がかり」の解消法

「気づいていてもできない」は誰にもあること。今まさに、そんな「小さな気がかり」が、家の中に10も20もたまっていませんか? これをため込むと、今度はため込んでいる事実が心の負担になって、イライラ、セカセカがますます増殖するのです。気がついているからこそ、ストレスもたまるのです。

「小さな気がかり」がたまってきたら、一度、10分ほど時間を作って、メモを片手に家中を回ってみましょう。そして、「5分以下で処理できる、小さな気がかり」を書き出していきます。

全部書き出したら、1日1つずつでいいので、処理していくことに決めます。気になっている箇所に、ふせんを貼っておいてもいいでしょう。めでたく処理できたら、メモに線を引いて消していきます。
 

1つできるともう1つできる!?

不思議なもので、1つ片づくと、「もう1つやっておこう」「あともう1つ」と、急にヤル気が出るものです。もともと、5分以下で片づくものばかりなので、やりだしたらあっと言う間なのです。

「小さな気がかり」が減っていくと、気持ちが晴れ晴れとします。すると、今やっている作業も、効率よく手早く済ませることができたりします。家中の「小さな気がかり」って、私たちの心に、大きな重石になっているのかもしれませんね。
 

「気づいてもできない」のはあたりまえ

もっと忙しくなると、今度は「気づいていてもできない」のではなく、「気づかない」になってしまいます。こうなるともう、自分ひとりの力では解決できません。家族や友達、各種サービスに応援を頼みましょう。

忙しい毎日、「気づいていてもできない」のはあたりまえ。まとめて処理して、自分を元気にしてあげましょう。

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