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100均グッズで作る涼しげミニ観葉アイランド

暑い夏を乗り切るには、「見た目で涼しく」するのも一手。そこで今回は、100円ショップのミニ観葉を使い、テーブルの上で楽しめる小さなリゾートアイランドを作ってみましょう!

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド

暑い夏を乗り切るテクニックはいろいろありますが、見た目で涼しくするのも一つの手段ですよね。そこで今回は、100円ショップのミニ観葉と園芸グッズを使って、テーブルの上で楽しめる小さなリゾートアイランドを作ってみましょう!


準備するもの

ミニ観葉

100円ショップで揃えた材料

  • ミニ観葉:テーブルヤシとコルディリネを各1鉢、エアープランツ1個
  • カラーポリマー:ジュエルポリマーなどの名称で売られている、ドライタイプのもので透明、緑、青を各1袋
  • ガラスのフラワーベース:大小各1個
以上は、全て100円ショップで揃えました。この他、制作には牛乳パック、ステープラー、スプーン、ボウルなどを使用しました。飾りつけ用に、貝殻など夏らしい小物もあると、尚良いでしょう。

ミニ観葉のアイランド、作り方

カラーポリマー

吸水させたカラーポリマー

制作に入る前に、カラーポリマーを水を張ったボウルに入れ、充分吸水させておきます。概ね2~3時間くらいで、ポリマーの中心までクリアになった頃が目安です。今回は、1袋で約1リットルに膨らむものを使用しました。

ポリマーが膨らむまでの間に、ミニ観葉を鉢から抜いて土を落とし、根を洗っておきます。根が長すぎると植え込みの際に安定しないので、少しカットしておきます。なお、100円ショップで気に入ったミニ観葉がない場合は、園芸ショップにあるハイドロカルチャー用のものを使いましょう。

牛乳パックで作った型枠

カットした牛乳パックを輪にして、ステープラーで止める

ポリマーとミニ観葉の準備ができたら、いよいよ植え込みです。
まず、フラワーベースに島を作るため、牛乳パックをカットして輪を作って型枠にします。島の部分に緑のポリマー、海の部分に青のポリマー、その間に透明のポリマーを入れることを想定して型枠を作りましょう。

 

型枠にポリマーを入れる

型枠の中にポリマーを入れていく

型枠をフラワーベースに入れたら根洗いしたミニ観葉を配置して、浮かないように手で押さえながら、スプーンで少しずつ緑のポリマーを入れていきます。型枠いっぱいにポリマーが入って観葉植物が安定したら、外側に青と透明のポリマーを入れ、最後にそっと型枠を抜き取ります。同様にして、小さいフラワーベースにも観葉を植え込みます。

 

大きい方には、流木に見立てたエアープランツと飾り用のファイバーを、小さい方には貝殻を乗せて完成です。
ミニ観葉のリゾートアイランド

ミニ観葉のリゾートアイランド完成!

 

ミニ観葉アイランドのポイント

涼しさを演出するには、「間」が肝心です。植物をいろいろ植えこんでしまうとジャングルみたいになって、かえって暑苦しいことに。一つのフラワーベースに対して、せいぜい2株くらいにしておきましょう。フラワーベースは、家にある器でも代用できますが、植物が安定する程度の深さがあるものを選んでください。

完成後は、ポリマーが乾いてしまわない程度に、時々水やりをします。もしポリマーが乾いて縮んでしまった場合は、観葉植物はハイドロコーンやセラミスなど別の資材に植え替えてあげましょう。

ミニ観葉のリゾートアイランドの製作時間は、正味で30分~1時間。夏休みにお子さんと作ってみても楽しいですよ!
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